1 8 . ページ20
ym
今日は 俺と いのちゃん の ペアで 撮影だった 。
やたらと いのちゃん が 絡んでくるなぁ 〜 とは 思ってたけど
メンバーと 触れ合うことは いい事だし 。
って その時は 思ってたんだけど 。
「 いのちゃん 。帰らないの ? 」
ずっと ぼーっと してるから 声をかけたら
「 ん、 山田 、ちょっと 来て 。」
と 手を引っ張られた 。
「 え、 ちょっ、 いのちゃん ! どこ行くの ?」
そーいっても 無言で どんどん 行っちゃう いのちゃん 。
「 ねぇ、いのちゃんってば っ!」
やっと 後ろを向いてくれた いのちゃん 。
「 ここどこ ? 」
いのちゃんに 連れてこられた とこは 全然 知らないとこで 人通りも 少なくて 。
「 山田が 可愛いすぎるのが 悪いんだよ 」
そーいって にこっと 笑ういのちゃん 。
え、 なに ? なんか いつもの いのちゃん じゃないよね ?
そう思った 瞬間 背中に 衝撃が 走った 。
壁に押された。 そう分かったのは しばらく経ってから だった 。
「 え 、 いのちゃ … ん ? 」
「 山田 … 好き 。 」
「 へ ? 」
ぐっと 顔を 近づけてきた いのちゃん 。
キス … されるのかと 思った 。
「 山田 が 好き 。」
そう言ったら ぎゅっと 抱きついてきた いのちゃん。
そんなとこを 誰かに見られてると知らず いのちゃんを 振り払えなかった
俺がバカ だった __ 。
142人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:こ ま め | 作成日時:2017年10月15日 21時