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今日は 俺と いのちゃん の ペアで 撮影だった 。









やたらと いのちゃん が 絡んでくるなぁ 〜 とは 思ってたけど








メンバーと 触れ合うことは いい事だし 。








って その時は 思ってたんだけど 。








「 いのちゃん 。帰らないの ? 」









ずっと ぼーっと してるから 声をかけたら








「 ん、 山田 、ちょっと 来て 。」








と 手を引っ張られた 。








「 え、 ちょっ、 いのちゃん ! どこ行くの ?」








そーいっても 無言で どんどん 行っちゃう いのちゃん 。








「 ねぇ、いのちゃんってば っ!」








やっと 後ろを向いてくれた いのちゃん 。








「 ここどこ ? 」








いのちゃんに 連れてこられた とこは 全然 知らないとこで 人通りも 少なくて 。








「 山田が 可愛いすぎるのが 悪いんだよ 」







そーいって にこっと 笑ういのちゃん 。







え、 なに ? なんか いつもの いのちゃん じゃないよね ?






そう思った 瞬間 背中に 衝撃が 走った 。








壁に押された。 そう分かったのは しばらく経ってから だった 。






「 え 、 いのちゃ … ん ? 」


「 山田 … 好き 。 」


「 へ ? 」






ぐっと 顔を 近づけてきた いのちゃん 。







キス … されるのかと 思った 。







「 山田 が 好き 。」








そう言ったら ぎゅっと 抱きついてきた いのちゃん。







そんなとこを 誰かに見られてると知らず いのちゃんを 振り払えなかった







俺がバカ だった __ 。

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作者名:こ ま め | 作成日時:2017年10月15日 21時

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