【呪術廻戦】五条さんはちょっと

呪３０ ページ31

五条「じゃあもう一回」

　
　
　
A「もうしない」
　
　
　


五条「なんで」
　
　
　
　

A「さっきの五条さんを見てもう一回しようと思わない」
　
　
　
　

もう一回キスをお願いされるが、手を出されそうで嫌だ

　
　

五条「もう手出さないから。帰る前に一回だけ。ね？」
　

　
　
　
A「約束ですよ？」
　
　
　


五条さんの頬に触れる
　

　
　
　
この人本当に、綺麗な顔してるなぁ
　
　
　


目を閉じてる五条さんに
　
　
　
　

唇を重ねた
　


　
　
頬にある私の手を両手で包んで

　
　
　

五条「じゃあ帰るね。おやすみ」
　
　
　
　

とても嬉しそうな顔をして


　
　
　
五条さんは帰った
　

　
　

　
あの人

　
　

A「可愛いな...」

　
　
　

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翌日
　
　
五条『Aって僕が知らないだけで、恋愛経験豊富なの？』
　




家入「五条、最近暇なの？」
　
　
　
　

今日は医務室に来るわけではなく、電話だった




五条『今北海道〜。お土産いる？』
　

　
　

家入「いや、大丈夫」
　

　
　
「それと、私じゃなくてAに電話しろ」

　
　

五条『否定しないってことはやっぱそうなの？知らなかったの僕だけ？』

　
　

家入「だから、本人に聞け」
　
　


あれだけ一緒にいたのに、気づかなかったのか
　
　
　
　

五条『だって結構な頻度でAと会ってたけど、そんな話聞いたことないよ？』

　
　
　
家入「自分のこと自分から話すタイプじゃないだろ」
　
　
　
　
五条『たしかに』
　

　
　
家入「じゃあ私仕事だから」
　
　
　

五条『はいはーい』
　
　
　


電話を切る
　

　
　
　
何でいちいち私に電話かけてくるんだ
　

　
　
　

A「五条さんって本当に友達いないんですね」
　
　
　
　

隣にいたAはコーヒーを飲んでいた
　
　
　
　
家入「なんか面白そうだからいつも話は聞いてるよ」
　

　

A「硝子さん、私たちの話聞いて面白いですか？」

　

　

家入「かなり」

　
　
　

微妙な顔をするA
　

　

今回は遊びに来たのではなく、書類を届けに来てくれたみたいだ
　



A「いつも忙しいのにすみません。コーヒーまでもらっちゃって」
　
　
　


家入「で？五条と付き合ってどう？」

　
　
　

呪３１→←呪２９

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す