【呪術廻戦】五条さんはちょっと

呪１３ ページ14

ー翌日、自宅にてー
　
　
　
　
　

五条さんと水族館に行ったあの日から

　
　
　


どこにも出かけていない
　
　

　

A「う〜〜ん」
　
　

　

あの日から、連絡が来ない
　

　
　

いつものどうでもいい五条さんの日常とか
　
　
　
　

ご飯のお誘いとか
　

　
　

A「...いや、頼んでたわけじゃないし」

　
　
　

五条さんがいつも
　
　

　
　
連絡してくれて、遊んでくれてただけだから
　
　
　
　
　
...私じゃない人と一緒にいるのかな


　


誘われなくなったらこんなにも会えないのか

　
　



そっか
　

　
　

寂しいんだ
　

　
　

昨日感じたのはそれだ
　
　
　
　

五条さんは忙しくて連絡して来ないんだって勝手に思ってた

　
　
　
　

でも聞いてみたら違くて

　
　
　
　

「いつも通り」って言われて
　
　

　
　


私の中でいつも通りって、五条さんと出かけたりするのも入ってたんだけど

　
　
　
　


五条さんはそうじゃなかったんだなーって

　
　
　
　
　
A「...あー、寂しいとか久々に感じた」
　
　
　
　


多分

　
　
　
　

五条さんのおかげで、今まで寂しくなかったのかもしれない
　
　
　
　
　

ー高2 冬ー
　
　
　


五条「寒い」
　
　

　

高専の自販機のところでたまたま五条さんと会った

　
　
　

私が2年の時だから、五条さんは4年だ
　
　
　

「寒い」と言っていたからカイロを渡した

　
　
　
　
もう一度、「寒い」と言うから私もですって言ったら


　
　
私のマフラーを勝手に取り自分の首に巻いていた

　
　
　

A「...私のなんですけど」



　
もう一度「寒い」って言ったと思ったら今度は手袋
　

　

A「いい加減にしてくれます？」
　
　
　
　

五条「え〜？いいじゃん別にそっちはモコモコしてんだから...じゃあこれあげるから」
　


　


五条さんはあったかいコーンスープを自販機で2つ買うと
　
　

　
　
私に一つ投げた
　

　
　
　
A「ありがとうございます」
　
　
　


五条さんはそのまま近くのイスに座り
　
　
　
　

座れば？と言ってきた
　
　

　

もう部屋に帰りたいんだけど
　
　
　
　

などまだ言えるような間柄ではなかったので、横に座った

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