合縁奇縁～第一章艱難辛苦～【オリジナル】 (ページ8)

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第七話 -氷山- ページ8

氷山につくと、遠くの崖の下の方に二つの人影が見えた。

A「鈴と斬だ！」

雪は崖の上にあるところを見ると、まだ雪崩は起こっていないらしい事がわかる。

A「二人共！逃げt＿＿」

二人共、逃げて。

そう言おうとした時…

崖の上から、勢い良く沢山の雪が落ちてきた。

エルー「う…そ……！」

やはり、あれは予知夢だったか…

だとしたらこの目は…未来予知の能力を持っているということか。

っと、それより斬と鈴をたすけないと！

考えてる暇はない。

とにかく…

A「突っ込むしか…ないか！」

エルー「え…Aあぶなi」

エルーが言い終わる前に、私は二人に向かって…間に合う様に全力疾走した。

頼む…間に合ってくれ…！

そう思った途端、急に耳鳴りがした。

A：ゥヴ…ィ…キィーーン

そして、耳鳴りと同時に…私は、自分の瞳が緑と黄土色のオッドアイになっていることに気がついた。

私は、構わずメイスを使って結界を張った。

そして、雪に火魔法をかけると、雪は一気に溶け、水滴となって地上に降り注いだ。

全てが降り注いだ事を確認してから、私は結界を解き、エルー、鈴、斬に向き直った。

A「ふぅ…。皆、大丈夫だった？」

鈴「嗚呼…。ありがとう。A！」

斬「御免な。また助けてもらって。」

A「良いの。私が勝手にしたから。」

エルー「…本当に…ッ、皆、よかった…ッ！」

A「泣くな泣くな！笑え笑え、無事だったんだから。エルーは笑顔一番似合うし。」

斬「あらやだイケメン(トゥンク」

A「気持ち悪いッス☆」

エルー・鈴「同じくッス☆」

斬「泣きそうwww」←

こうして、二日目は無事終わりました。