>> ページ4
.
人「直己!Aさんが来てる。何か知ってる?」
俺が慌てて直己の元に行きそう言うと、眉間にはシワが深く刻まれた。
Aさんがここに居るということは同業者と関係を持っているということ。
俺も勿論、彼女の身にも危険が及んでしまう可能性が無くもないのだ。
己「なぜ・・・?名簿には名前はなかったんですが・・・」
人「分かんねえよ・・・とりあえず知らないなら大丈夫。ごめんね、ありがとう」
何か言いたげな直己の元を後にして、一先ず置いてきたミワコさんの元へと戻った。
私情に直己まで巻き込むわけには行かないしね。
人「ごめんね。」
「もう、遅いよ〜」
不満そうに唇を尖らすミワコさんを説得しつつも、合間合間で抜け出し彼女を探したが、結局その日は見つけることが出来無かった。
そして、それ以来彼女からの連絡はパタリと途絶え、俺の前に彼女が姿を現すことはなくなった。
.
.
岩「どうしたんすか?直人さん・・・」
E「最近ずっとあの調子だよね。」
聞こえてるつーの・・・。って元気にツッコミする気力すらも湧かない。
なんとか必要最低限の仕事をこなし、最低限の食事を取る毎日で、休日に出かけることもほぼ無くなってしまった。
休日は専ら彼女の行方の手がかりを探す毎日だ。
彼女がいなくなって気がついた。俺の人生はAさんを中心に回っていたのだと。
付き合っているわけでもないし、彼女が俺のことを好いてくれていたのかは分からないけれど、俺は間違いなくAさんのことが大好きだった。
.
1949人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「三代目JSoulBrothers」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
葵(プロフ) - kotaさん» ありがとうございます(^^)明日載せる予定なのでお楽しみにお待ちいただけると嬉しいです! (2019年3月31日 23時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
kota(プロフ) - また新作待ってます。特に隆二くん《*≧∀≦》 (2019年3月31日 14時) (レス) id: 1738584988 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 1980noさん» いつもありがとうございますm(_ _)m隆二さんお楽しみにお待ちください(^^)! (2019年3月29日 7時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
1980no(プロフ) - 葵さん『JSB SEVEN JEWELRY』の完結お疲れさまでした。m(_ _)mまた新作と@LINEの方も楽しみにして待ってます\(^^)/ (2019年3月28日 22時) (レス) id: fb6f76b200 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - Koiru*さん» コメントありがとうございます(^^)もう少しお待ちください!m(_ _)m (2019年3月18日 7時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:葵 | 作成日時:2018年7月15日 19時