JSB SEVEN JEWELRY

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『泣かないで。･･･健康祈願のお守りは、効かなかったけど、安産祈願のお守りは、効くかな？』



隆｢･･･何言ってんだよ、･･･効くわけねえじゃん笑｣


『そうだよね、笑
私、大好きだよ、隆二の笑顔、』



俺はAに何もしてあげられなかった。今だって、こうして手を握ってやることしか出来ないんだ。




これからAと行きたいところが山ほどあったのに。
前に行きたいって言ってたディズニーランド、まだ二人でいってないじゃんか。




原宿のでかいソフトクリーム食べたいって言ってたじゃん。
･･･俺はAに何も出来てないし、何も伝えられていないんだ。




『ねえ、、隆二。愛してるよ』


隆｢俺も、･･･愛してる｣




青白く、血色のないAのおでこにキスをすると、嬉しそうに笑みを浮かべた。

それから数分後、彼女は息を引き取った。





まるで眠っているかのように、綺麗な顔で。





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Aは末期の喉頭癌だった。
見つかった時には既に手遅れで、延命治療を断って俺と残りの人生を過ごすことを選択したのだと彼女の母から知らされた。

毎年、あの日になると青山にあるAのお墓に行くことが恒例となっていた。
今日はAのお母さんと一緒に、彼女の大好きだったひまわりの花を持って･･･。




彼女の笑顔はもうここにはないけれど、俺の心の中にずっとずっと生き続けるから。

彼女の思いを背負って、今日も俺はJSB✡SEVENの隆二として生きていく。






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ラリマーの宝石言葉は、




『無条件の愛』




end




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