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マ「臣！戻ろ･･･？」
臣さんを追ってきたマリアさんが彼の腕を掴んでそう言った。
『行ってください。もう構わないで』
臣「何があった？言えよ」
『そういうデリカシーのないとこ･･･大嫌いです･･･』
自分で言って悲しくなってきた。
だって本当は1ミリもそんな事思ってないから。
臣さんの性格も含めて全部大好きだもん。
TA「俺見てたよー」
『え、？』
突然現れた敬浩さんに皆が振り返った。
TA「その女の人がAちゃんの持ってた指輪みたいなもの、プールに投げてるの見ちゃった」
敬浩さんがそう言うとマリアさんの表情が引き攣った。
マ「そ、そんなこと私してない！あんたらグルなんでしょ！？」
臣「A、ほんと？」
『え、いや･･･』
臣「･･･マリア。俺の尊敬する先輩と大切な子のことあんたらなんて言う奴、そんなことして無くても俺は隣に居たくない」
マ「･･･っ！私が臣にどれだけ時間とお金を掛けてきたかわかってるの？」
臣「それはありがたいと思ってる。･･･でも、だからってこんなことしていいって理由にはなんねえだろ」
臣さんの大きな声でマリアさんの身体がビクっと震える。
マ「っごめんなさい･･･私は臣のことが大好きなだけなの･･･私に振り向いてくれる可能性はないの？」
臣「･･･ない」
マ「その女がそんなにいいの？」
マリアさんがそう言うと鋭かった臣さんの視線は私へと移った。その表情は以前彼がマリアさんへと向けていた表情よりも、もっともっと優しいものだった。
何故だか、その表情に胸がギュッと苦しくなった。
その後マリアさんが会場を出ていったタイミングで丁度歓談タイムも終わり、ホッとしたような何とも言えない複雑な気持ちで直己さんの結婚式は終わった。
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葵(プロフ) - 小田島陸さん» とても嬉しいお言葉ありがとうございます(; ;)そう言っていただけると執筆の励みになります。本編は終わってしまいましたが、続編の方も見て頂けると嬉しいです(#^.^#) (2018年7月27日 19時) (
レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
小田島陸 - お疲れさまでした。葵さんの作品を読んでから、三代目がもっと好きになりました。メンバーみんな、それぞれの個性が出てて、いいなぁ・・・、って。 ここに来るのは久々だけど、いつの間にか終っちゃってて。もっと早く来るべきだったなって、後悔してます。(> <) (2018年7月27日 19時) (レス) id: 5915d49ecb (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - 莉亜さん» 楽しんで頂けて嬉しいです(T ^ T)こちらこそありがとうございました！ (2018年6月30日 8時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
莉亜(プロフ) - お疲れ様でした！いっつも本当に楽しまさせていただきました！ありがとうございました！ (2018年6月29日 23時) (レス) id: bb8dfefc24 (このIDを非表示/違反報告)
葵(プロフ) - めいさん» お陰様で完結いたしました！そう言って頂けてとても嬉しいです(;∀;) (2018年6月29日 23時) (レス) id: ea5accdc2b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葵
| 作成日時：2018年4月16日 22時
