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高校卒業が近づく、11月




NY帰りの優樹と、彼のバイト先でもあるダイニングバーへご飯を食べにきていた。


頼んだオムライスを運んできたのは彼の後輩、直人くん。



「で、どうだったんすか今回は!?」


目をキラキラさせて聞く直人くんも、ダンス仲間で。


NYに憧れのダンサーがいるらしく、「いいないいな、俺も早く行きてー!」と騒ぐ。



ダンスを通じて知り合った優樹と直人くんは、なんだか少し似ている部分があって。


夢は海外!だとか、

行動力がハンパないところだとか。


慎重派の亮介くんなんかは「優樹と直人はマジで暑苦しい!」っていつも笑ってたね。





今回のNYでだいぶ手応えがあったのか、ご機嫌で土産話をする彼。


「やば、もうこんな時間。コイツ送んなきゃ」


ひゅーひゅー!と口笛で冷やかす直人くんと別れ、帰途につく。



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いつもの場所で止まったバイクから降りると、優樹が真面目な顔して話しだした。





“もし今回の結果がいい方に転んだら、俺はNYに行く。

今までみたいに2、3日じゃないんだ。

何年かかるかわかんない。

一緒に連れて行きたいけど、安定しないうちは
食わしていけねえと思うし。

だから・・・俺が迎えにくるまで、待っててくれるか?”





いつでも自信家な優樹なのに、少し不安そうな声で言うから。



「当たり前じゃん!」って


「首輪つけたのあんたじゃん!」って



そう笑顔で言ってあげたかったのに。



ボロボロ泣きじゃくって、頷くことしか出来なかった。





さみしいから泣いたんじゃないよ。


約束された未来が、嬉しかったから。





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その後 優樹にかかってきた1本の電話。


世界的に有名な、某海外アーティストのバックダンサーのオファー。


年が明けたらすぐNYに住むことが決まった。





わたしは専門学校へ進学する予定だった。






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設定タグ:三代目JSoulBrothers , 今市隆二 , 登坂広臣   
作品ジャンル:恋愛
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Me(プロフ) - 紫 Yukariさん» そうなんですね!!篤志との関係、個人的に好きだったので何か寂しいですね(T_T)これからも更新楽しみにしてます!続編嬉しいです! (2016年5月20日 21時) (レス) id: 6de1d6cb5d (このIDを非表示/違反報告)
紫 Yukari(プロフ) - Meさん» コメントありがとうございます♪楽しみにしてくださって嬉しい!(●´艸`) その通り、篤志との関係は終わりました!わかりにくくて申し訳ない(>_<) (2016年5月20日 7時) (レス) id: 2484694bbd (このIDを非表示/違反報告)
Me(プロフ) - もー( ; ; )次が楽しみです( ; ; )あの…主人公ちゃんと篤志は終わった(?)ってことですかね??すいません…いきなりこんな事を聞いてしまって( ; ; ) (2016年5月19日 21時) (レス) id: 6de1d6cb5d (このIDを非表示/違反報告)
Me(プロフ) - 紫 Yukariさん» これからも読みに来ますね!笑 はい!宜しくお願いします! (2016年5月18日 19時) (レス) id: 6de1d6cb5d (このIDを非表示/違反報告)
紫 Yukari(プロフ) - めんめんまさん» めんめんまさん、ありがとうございます!はじめて感想を貰ってめちゃめちゃ嬉しいです・・・!初心者なので、読みにくかったりするかもしれませんが頑張りますね☆これからもよろしくお願いします(^^)/ (2016年5月18日 16時) (レス) id: 2484694bbd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫 Yukari | 作成日時:2016年5月11日 16時

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