叶わぬ恋

隆二side ページ17

Aちゃんが､
いきなり俺のおでこに手を当てて､
反対の手を自分のおでこに当てて､
目を閉じた…､


マジでヤバイ／／


健ちゃんと瑠衣ちゃんは笑いを堪えてるし…汗



『熱は無いみたいやね！笑』

隆「え？汗」

『顔赤かったから､熱あるんか思たけど！
大丈夫そう！笑』

隆「あぁ汗､ありがとうね！笑」

『いいえ笑』



料理が運ばれて来て､
Aちゃんも食べ出した…､



瑠「美味しいね！笑」

『うん!!
今日の午前中ハードやったから､余計美味しく感じるぅ！笑』



その笑顔さえ､可愛くて…､
目が離せなくなる…､



健「そんな忙しかったんか？」

『今さぁー､インフルの予防接種もやってるから､患者さん多いんよー汗』

瑠「ヤバいよね笑」

『瑠衣はいいやん！座ってるだけやし！』

瑠「ちょっと!!
ちゃんと仕事してますけど？」

『ははっ笑､冗談やん！笑』

瑠「まぁでも､看護師に比べれば楽かもね！」

隆「受付？」

瑠「うん笑､私は資格ないしね！」

隆「そうなんだ笑」
健「看護師は大変や思うわ！
A､お前はよう頑張ってる思うで！笑」

『健ちゃん…』

健「昔から頑張り過ぎる所があるから､しんどくなんねん！ちょっとは肩の力抜きや？笑」

『うん!!笑､ありがとう!!笑』



Aちゃんは今日イチの笑顔だった…､

その笑顔を見て…､

いつかその笑顔を俺だけに向けて欲しいと思った…



『隆二さん？笑』

隆「ん？」

『食べへんの？冷めてまうよ？』

隆「あぁ笑､食べる食べる！」

『ふふっ笑､お疲れなんやなぁ！』

隆「ちょっとね！
けど､Aちゃんに会えたし元気出た！笑」

『こんな私で？笑』

隆「こんなって！
Aちゃんだから､元気出んだよ！笑」



俺は今の気持ちをストレートに伝えた…､



『そうゆーて貰えると嬉しい！笑
じゃあ､今度から疲れてたり､元気無い時はご飯でも行こう！笑』

健「やって！よかったなぁー隆二！笑」

隆「ははっ笑､うん！
ほんとに誘うよ？笑」

『はい笑､待ってますね！笑』




ヤバイわ…､

スゲー嬉しいんだけど…笑




今はこれだけで十分…､笑




早くAちゃんに…、


伝えたい…､


「好きだよ」


って…､




Aちゃんは時間が無いと言って､瑠衣ちゃんと病院へ戻って行った…､





隆「健ちゃん…､
俺……ほんと､マジで好きだわぁー､Aちゃん」

健「隆二…､」




早く俺のモノになって欲しい…､

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