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『A〜聞いてるの〜?これお父さんのだけど、一回しか着てないし』


母がドアの向こうでまだ叫んでいる。


『大丈夫〜持ってるって〜』

『そうなの〜?』とドアを開けて顔を覗かせる母。


勝手に開けないでよ…本当に。


『お風呂あいてるから、どうぞジョンヒョンくん』

『ありがとございます』

『いいのよ〜なんならお背中流しましょうか〜うふふ』

『もう、お母さん!あんまり調子に乗らないで!アイドルなんだからね。』

『わかってるわよ〜冗談なのにね〜』

『あはは。おふろはいります。どっちですかー?』

『こっちよー。あ、A。今の間にお布団しいておいてあげて』


なんでお母さんが仕切ってるのよ(笑)


『おふろいってきます、Aさん』


『いってらっしゃい。疲れたでしょ?ゆっくり浸かってくるといいよ』


ちょっとだけ、ほんのちょっとだけいい雰囲気だったのを母にぶち壊された。
残念な気持ちと安心した気持ち。


今の私にはどちらも存在していた。



.


朝起きると、ジョンヒョンくんはもう起きていて両親と朝ご飯を食べていた。


『おはようございます、Aさん』


『おはよ、早いね』


『あんたが遅いのよ〜』


まだ7時。
そこまで遅くないじゃん。


『本当ジョンヒョンくんは礼儀も正しいし、いい子だな〜。まだ22歳なんだってな〜』


『若いのにしっかりしてるわね〜』


ニコニコして聞いているジョンヒョンくん。


『今日の昼の便で帰るみたいよ?送って行ってあげたら?』


『そうなんだ、一緒に羽田行くよ』


『いや、でも…』


『大丈夫、今日休みだから』


『ありがとございます!』


『もう帰っちゃうんだな。残念だよ、またいつでも遊びに来るといい』


『そうよ〜。いつでもウエルカムよ!』


『ありがとうございます!』



3人の嬉しそうな顔を見てると、胸が熱くなった。


次来る時は、ちゃんと
紹介出来たらいいなって。

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設定タグ:PRODUCE101 , ジョンヒョン , JR   
作品ジャンル:恋愛
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杏花(プロフ) - ファニさん» コメントありがとうございます!応援して頂けて嬉しいです♪ノロノロ更新になりますが、頑張りますのでこれからもよろしくお願いします^^ (2017年7月20日 0時) (レス) id: 1aafa2c1d9 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 読ませていただいてます。 この話を読みながら思い返しています(T_T) めっちゃ応援しています^^ これからもp(*≧ω≦)/ ファイティン♪ (2017年7月16日 19時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏花 | 作成日時:2017年6月22日 1時

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