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27(J) ページ27

俺は目の前の課題を無我夢中でやった。

練習室でこもって、踊りまくった。

止まると考えてしまうから…。



そして、2回目のスタジオの順位発表の日がやってきた。


学ランに袖を通し、
BoA先輩に挨拶をし、
4人で並んで席に着く。



今日35人になる。




順番に呼ばれて行き、残るは1位と2位。そしてカットラインの35位。

俺の名前はまだ呼ばれていない。


クァンリンと共に台に呼ばれる。

俺は1位候補になったのだ。



そして、BoA先輩が俺の名前を呼んだ。




俺、1位になったよ。


俺を選んでくれた国民プロデューサーの皆様に心からの感謝を述べる。




デビューして5年。
なかなかうまくいかなかった俺たちにくだされた会社の判断。

最初は戸惑った。
でも、やるからには命がけでやろうと思った。
いい仲間、いいライバルがたくさんいるこの環境は俺を奮いたたせた。


やってきて、よかったんだ。


認めてくれてありがとう。






収録が終わり、みんなが俺のもとにやってきてくれる。

「ヒョンおめでとう!」

「ジョンヒョンやったな!」


「ありがとう」


みんなと喋っていたが、ふとスタジオの奥を見ると見慣れた後ろ姿があった。




俺は追いかけた。その小さな背中を。

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設定タグ:PRODUCE101 , ジョンヒョン , JR   
作品ジャンル:恋愛
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杏花(プロフ) - ファニさん» コメントありがとうございます!応援して頂けて嬉しいです♪ノロノロ更新になりますが、頑張りますのでこれからもよろしくお願いします^^ (2017年7月20日 0時) (レス) id: 1aafa2c1d9 (このIDを非表示/違反報告)
ファニ(プロフ) - 読ませていただいてます。 この話を読みながら思い返しています(T_T) めっちゃ応援しています^^ これからもp(*≧ω≦)/ ファイティン♪ (2017年7月16日 19時) (レス) id: 787a0420f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏花 | 作成日時:2017年6月22日 1時

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