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ソフトドリンクしか飲んでないから、私は全く酔ってないけど、周りを見ると誰がお酒強くて誰が弱いとか大体分かる。
蓮先輩もお酒が弱いみたいで、そもそも飲んでなかった、私と同じ。
瑠姫先輩は、…どうなんだろ、これ。
饒舌になったのかもしれないけど、悪態ついたりはしてないから、いい酔い方なのかな？()
みんなそれぞれ帰り始めた。
拓実を探すと、女の先輩にべったりくっつかれてる笑笑
うわ、おつかれ、笑笑笑笑
私を見つけた拓実は、その先輩たちにお辞儀をしてこっちに来た。
拓実「もぉ、気づいたんなら助けてや、」
『あーゆーとこには行けません、苦手、無理』
拓実「わかった、わかったって、ごめん笑笑」
アイス！！とうるさいので、コンビニに寄る。
『え…』
翔也「あ！Aちゃんだよね〜！さっきぶり〜」
わぁとか言いながら手を振る翔也先輩。
『家、近いんですか？』
翔也「あっ、うん、すぐそこだよ〜」
『私たちも近いんですよ』
翔也「たち？」
『あ、拓実も一緒で、幼馴染なんで近くに住んでるんです、』
翔也「そうなんだ！でもなんでコンビニ…？もう夜遅いよ？」
『この前の大会、拓実に誘われたのに拓実のこと見てなくてそれで機嫌悪くしちゃったんで、いちごアイスをお詫びに…笑』
翔也「拓実の扱いだいぶ慣れてるね笑笑」
『10年以上一緒なので…笑笑』
翔也「そっかそっかぁ、大会で誰見てたの？？」
『……です、』
翔也「ん？」
『しょ、翔也先輩ですっ！あっ、時間だ、失礼しますっ！』
翔也「あ、ちょっ……」
言い逃げしてしまった……
1番感じ悪いよね…最悪だなぁ、どうしよ……
拓実「なぁ、いちごアイスはぁ？」
『ごめんっ、諸事情により買えなかった！！』
拓実「っはぁ？！アホなん？！コンビニ寄った意味は？！…もう…夜遅いし、帰るで。」
『拓実ー、ごめん…』
拓実「ええよ、そんなことで怒らん」
『ありがと…』
コンビニ寄ったのに、アイス買うの忘れるとか何してんのよ私。
本人に、先輩のこと見てました、とか言う日が来るとは……まさかすぎる。
拓実がそこで爆弾を落とす。
拓実「あっ、そやそや、定期的に練習見にきてや！」
『、なんで…』
拓実「俺の幼馴染面白いって評判やねん！おねがぁい、」
拓実のこの可愛いお願いに私はつくづく弱い。
『…いいよ、たまにね、たまに』
拓実「やったぁ！ありがとぉ、」
くっ、この可愛い笑顔が見れるなら、仕方ねぇ…
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りんご(プロフ) - ワバー手練でさん» えぇ！泣いてくださってるなんて……読んでいただけて嬉しいです(^^) (2022年1月11日 20時) (
レス) @page30 id: abff06340b (このIDを非表示/違反報告)
ワバー手練で(プロフ) - 主さんの作品でボロ泣きしまくってます！！！！ほんとに素敵な作品ありがとうございます！！！！！ (2022年1月11日 0時) (レス) @page30 id: 39c16bc362 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆあん | 作成日時：2022年1月9日 13時
