Starlight (ページ42)

今日:22 hit、昨日:55 hit、合計:79,393 hit

・ページ42

『あっ、あ〜ネックレスのこと？可愛いよね〜このデザイン！私の好みだな！流石！』

「違う、Aちゃんのこと」

真剣なその眼差しにグッと押される。

『…ん、？私のこと？？』

「……わかってるくせに。」

『いやっでもさぁ、景瑚くん、モテるじゃん！なんで私？？この前再会したばっかり、…』

「高校のとき、」

『、うん』

「高校の時から好きだったよ、」

『、はぁっ？！高校の時？！何年だよもう…』

「…んー、4年？」

『よ、4年て、、、、嫌にならない？そんな長いこと』

「うん、ぜーんぜん、辛いこともあったかもしれないけど、それも含めて好き」

『す、すごいね…？』

「もぉ！そーゆーことじゃない！！まっ、いっか」

『…？？？？？』

頭にハテナしか浮かばない私をよそに、

「これからいっぱいアピールするから」

なんて言ってしまう始末。

『あ、アピールって、、、、』

「俺のことだけ考えちゃうくらいのアピール？」

『ヒッ、、、、、』

なんで引いてるんだよー！と少し拗ねてる。

『拗ねないでよ、』

「拗ねてない！！」

『困ってるの、好きって言ってくれて嬉しい、それはほんとなんだけど、、、なんか、気持ちの整理ついてるはずなのに、、…』

「失恋って、そんなもんだと思うよ、完全に忘れるなんてできないもん、」

『…優しいね、』

「好きな子だからだよ」

『私もちゃんと考えるから、』

「うん！ありがと！その言葉が聞けるだけで満足！」

『満足していいのか……』

「違う！今の話！！！！」

『嘘、ごめんね笑いっぱい笑わせてくれてありがとう笑』

「いえいえ！ばいばい！」

『うん、』

怒涛の1日だったんじゃないかと思う。

気づいたら寝てた。