Starlight (ページ17)

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『翔也、聞いて欲しいことあるんだけどさー』

「ん〜？どうしたの？」

美味しい〜と喜びながらカフェラテを飲む翔也にこんな面倒な話をしていいのかと思って少し躊躇ってしまう。
すると翔也が

「なーに！変に遠慮しないで！聞きますから、この木全が！！」

任せなさい！と変に張り切るものだから、おかしくなって笑ってしまう。

「もぉー！笑わないで話してよ〜」

『わかった笑、あのね、実は最近なんか汐恩が冷たくて、でも何か気に触るようなことしちゃったのか自分で思い返してるんだけど、何も思い出せなくて……』

「…惚気じゃないよね？まさか」

『ち、違う！本気で悩んでるのにーー！』

「わかってるよ、ごめんごめん笑」

『だから、翔也にどうしたらいいかな？って相談しようって決めてここ来た！』

「ん〜、どしようね……僕も汐恩が冷たいなんて思ってなかったからさ、今意外とびっくりしてるんだよね」

翔也もびっくりしてるんだ、とそれにもびっくりしてした私。

「ん〜、でもさ、Aちゃんが変に気遣うこともないんだと思うよ、」

『そうかな？』

「うん！変に気を遣って、話しかけなくなっちゃうのは勿体ないし、きっと汐恩の中での問題なんだと思うから、気にしない！」

『そっか、わかった』

でさ〜僕の話も聞いてよ〜
ともちもちな白いほっぺをぷぅと膨らませながら可愛らしい愚痴を溢す翔也をニコニコしながら見て、放課後のカフェ会議(？)は終了した