ブランコ ページ18
A「うわぁぁー」
また随分と大声w
JH「どうした？w」
DL「ビリビリ〜w」
はぁ？
JH「なに？おかーさんに何したのw」
MH「…」
あれ？
ミナリがうつむいたまま指を弄っている
JH「なんだよwどーしたんだよw」
MH「…んーん」
あら
ご機嫌斜めっすね
つんつんってくすぐってみても
俺から離れて
ジーっと見ているだけ…
JH「にーに、どうしたの？あいつw」
DL「んとねーw」
状況が分からず
長男に説明を求めた
MH「言っちゃダメー」
JH「えw」
DL「ミナリーwパパ怒らないから大丈夫だよー」
怒らないってw
なにしたんだお前はw
MH「だってぇ…うっうっ」
DL「あっなく！」
へ？
MH「うえええぇ〜ん！うわあああああ」
JH「ちょっ！なんだよ！え？」
急に泣き出した次男に
戸惑う俺に
ドゥルが割とw冷静に説明してくれた
DL「ミナリね。おかーさんのバッグでね？遊んでたら壊れちゃったの。ほらミナリ、泣かないの！ごめんなさいしよ？ににもしてあげるから」
MH「うぅ」
なるほど
そういうことか
自分がやった訳じゃないのに
一緒に謝るって…
JH「にーにやさしーなあ？ミナリ…パパも一緒にごめんなさいしてやるよ。だから自分でお母さんに言ってみ？な？」
DL「いこ♪ミナリ」
涙いっぱい目に溜めて頷くミナリの頭を撫で
先ほど絶叫が聞こえたwAの元に向かった
JH「Aー。ミナリの話聞いてやってー？」
あーぁw
Aの手元を見ると
よく使ってたバッグのショルダー部分が切れて
バッグ自体もビリビリになっていた
何をしたらこうなるんだか
A「お母さんこれ大事に使ってたんだけど？」
Aの声の低さにビクついたミナリは
俺の後ろに隠れてしまった
JH「ミナン？言うんだろ？」
DL「手繋いでてあげる」
こいつw
ホント優しい奴だなあ
決心したのか
ミナリは右手をドゥルと繋ぎ
左手は俺のズボン掴んで
ゆっくりと話し出した
MH「おかーさん…ぼく…あ…ご、…」
A「ん？」
JH「がんばれ」
MH「ご…おかーさんごめんなさぃーああああああ」
きっと
凄く反省しているのだろう
ミナリは泣き出すと同時にAに抱きついた
A「わかったわかったwもうダメよ？壊れちゃうって分かってたでしょ？」
MH「うーっ…」
A「ちゃんとごめんなさいって言えたねwえらいよミナリ」
やべ…
俺ちょっと感動しちゃったかもw
JH「何したらその状態になるんだ？バッグw」
DL「バッグぶらさげてブランコしたんだよ」
マジかw
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作者名：AYA | 作成日時：2015年3月28日 21時
