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「……、……」
次に目が覚めた時、そこは大学の寮でもプデュの合宿所でもなくて、宿舎の自分の部屋。
たぶん長いこと寝てたんやと思う。長い夢やったから。
景「A？起きた？」
「けぇごくん、おはよう」
寝室に入ってきたのは景瑚くん。
景「おはよ。奨くん、Aの代わりに収録行ってくれたよ」
「……ごめん、」
景「謝んないの。Aは頑張ってんだから。俺らにも頑張らせてよ」
ふわりと頭を撫でられて、思わず擦り寄ってしまう。
デビュー前に比べると随分調子は落ち着いていて、調子悪い時もあって未だに朝は血圧が上がらんけど、調子がいい日はすぐ起きれるし、なによりめメンバーとスタッフさんが助けてくれるおかげで徐々にいい方向には進んで言ってる。
「……ん、ありがとお……」
時計をみると3時間は軽く経っていた。
景「今日はオールナイト辞めとこうね。夕方からみんなとトーク番組あるけどどうする？無理そうなら、」
「ん、行ける。行く」
ゆっくり起き上がると、すんなり起きれて自分でも未だに驚く。
景「ん、大丈夫そうだね。奨くんが朝ごはん作ってくれてるよ。って言ってももうお昼だけど……笑 それ食べて、ゆっくり準備しよ」
「うん、」
机の上に置いていたオレンジの手帳を手にして、リビングに向かう。
景瑚くんがご飯をあっためてくれてる間に手帳を開けば、ページはあとわずか。
4年間で1冊にするつもりやったから、厚めの手帳にちまちま小さい字で書き続けてたから。
昔書いたページには、涙のあともある。
傷んだ紙を開く。
『2019 12/11 挑め』
この言葉から先には、バイトの予定もレッスンも書いてない。
書く内容ががらりと変わったけど、俺は、俺の想像以上の自分になりたかった。
それから、今も。
音大生時代の自分の書き込みも、デビューが決まってからの書き込みも。
その全部が、俺が俺自身を好きになれるために必要なものやから。
あの夜泣いてた俺に言いたい。
どんな未来であっても、努力は無駄じゃない。
自分自身でなんとか創り上げていけるから、大丈夫って。
"sumika/センス・オブ・ワンダー"
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ぐちゃぐちゃになってしまい申し訳ありません💦
リクエストありがとうございました𓂃 𓈒𓏸
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lilac(プロフ) - 刹那さん» よかったです、、！またいつでもリクエストお待ちしてます^_^ (2月10日 1時) (
レス) id: d9605496df (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - 全然大丈夫です！夕愛くんも同じ病気がありながら音楽を届けている存在だなと感じているので、夕愛くんの頑張りが自身の力にもなっています！ (2月5日 15時) (レス) id: 4d02090172 (このIDを非表示/違反報告)
lilac(プロフ) - 刹那さん» リクエストありがとうございました！そうなのですね…！私はまったく関係なく、周りにもこの病気の人がおらず調べて書いていたので、実際と違うことがあったりして不快な思いをさせていないでしょうか…？またいつでもリクエストお待ちしております！ (2月5日 12時) (レス) id: d9605496df (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - こんばんは！リクエスト作品を書いてくださりありがとうございます！蓮くんの優しさと暖かさが幸せです！夕愛くんと同じ病気を持っているのでその辛さも分かるので感情移入してしまいました！翔也くん夕愛くんコンビも蓮くんとのコンビも大好きです！ (2月4日 22時) (レス) @page40 id: cd78df7e31 (このIDを非表示/違反報告)
lilac(プロフ) - dog1111さん» ごめんなさい…！プデュの書こうと思っていた部分でまた構成させていただきます！ほかのリクエストもお待ちしております…！ (1月28日 13時) (レス) id: 1e671c596b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：lilac | 作成日時：2023年12月29日 16時
