日プ中学校物語 (ページ18)

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文化祭(恋に落ちた編) ページ18

｢探し物はこれ？｣誰かが話しかけてきた。え！告白大会で見たかっこいい人！｢あ、そうです！ありがとうございます！｣その人からピンを受け取る。
｢ピン、俺が付けようか？｣｢えっ？あ、いいんですか?!｣｢いいよ。付けるの得意だし｣｢じゃあ…お願いします｣この人にピンを付けて貰えるなんて… パチン
｢OK！…良かった～君に話しかけれて｣｢えっ？それってどういう…｣その人は面白そうな顔で言った。
｢2-2のお化け屋敷で1番ビビってた人だって話題になっててさ、絶対面白い人だよなって思って話しかけてみたかったんだ｣なんとまぁお恥ずかしい。けど嬉し
｢そうなんですか…｣｢あのさ…俺と友達になってくれない？｣友達!?｢へ!?と、友達?!｣｢ダメ？かな…？｣｢いやそんなことないです！全っ然OKです！｣｢ほんと？よっしゃ！俺、佐藤秋斗。よろしく★｣｢えと、私石川Aです。よろしくお願いします！｣WOW まさかの友達なれちった。｢ねぇ、俺と回らない？｣｢あ～私友達と回ってたんで…えっと｣｢そうなんだ！じゃあまたどっかで会おう！｣｢はい。…すみません｣｢いいのいいの！じゃね～｣秋斗先輩はどっかに全力疾走して行った。私は朋佳の所へ行く。｢朋佳ごめん！待った？｣｢いや全然。チョコバナナ食べてた。ピンあった？｣｢うん。｣｢その人イケメンだった？｣｢何で分かるの？｣｢木の影から見てた❤｣見てたの!?｢目泳いでたね。恋に落ちた？｣｢…落ちた｣｢おおお！恋愛経験0のAが恋に落ちた！｣えウザっ！普通この年は初恋の年でしょ。既に4回も恋愛経験があるお前の方おかしいし。｢あの人って佐藤秋斗先輩？｣｢朋佳分かるの？｣｢うん。前に聞いた事あって｣有名なのかな？まあいっか！｢秋斗先輩かっこよかった？｣｢うん！友達になってって言われた❤｣｢本当?!OKした？｣｢もちろん❗｣｢お、朋佳とAじゃん｣｢港人先生！｣2年部の井上港人先生。よくドクロの服を着たり黒ネイルをしてる。｢文化祭楽しんでる？｣｢めっちゃ楽しんでます！｣｢お、それは良かったな！俺も純喜と楽しんでる✨そういえばAさっき秋斗と話してたよね？｣｢港人先生も見てたんですか!?｣｢まぁね。アイツと友達なるといいと思うよ！優等生で優しいし｣｢へ～そうなんですか！｣｢良かったじゃん｣文化祭、私の初恋が始まる。

作者です！→←文化祭(告白大会編)