Beautiful Time (ページ4)

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チョコレートの魔法　【本田　康祐】ページ4

高校2年生になったばかりのころに、1人の先生が新しく入ってきた

康祐「今日からこのクラスの副担任になった、本田康祐です。よろしくお願いします」

私はこのとき、初めて一目惚れした

そのときから、今は2か月たって本田先生は人気者だ

次の授業が体育なので、体育館に向かっていると本田先生がいた

『本田先生～おはよう！』

康佑「Aちゃんか！おはよう！」

『先生、今日もかっこいい！ホントに好き！付き合ってほしい！』

康佑「ありがとう笑でも付き合うのは無理だな笑」

『知ってるよ～笑じゃあね！』

私は本気で告白してるんだけどな～なんて思っていると、親友のヒコがこんなことを言い出した

正彦「Aさ、本気で気持ち伝えたいなら、1週間後にバレンタインだし、そのときにしたら？」

あっ、その手があったか！

『ヒコ賢すぎ！さすが私の親友！』

そんな会話をしてから1週間がたった

昨日、本田先生のために頑張ってチョコを作った

放課後、廊下を歩いていると本田先生が教室に1人でいた

よし、気持ち伝えるぞ

『本田先生！時間ありますか？』

康佑「大丈夫だけど、どうした？」

『あのチョコ受け取ってください！』

康佑「ありがと！」

『あの、、、本田先生に一目惚れしました！』

でもなぜか涙が出てきた

『でもっ先生だし無理なのは分かってますっ、、、でも好きなんですっ、、、』

『急にごめんなさい、、じゃあさようなら、、、』

そう言って歩き出すと、後ろから本田先生に手を引っ張られて向き合うかたちになった

康佑「＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿じゃん」

『えっなんて言ってるんですか？』

康佑「そんなこと言われたら、もっと好きになるじゃん」

『うそ、、、』

康佑「ホントだよ。俺も挨拶したときにAちゃんのこと好きになった」

康佑「Aちゃんが卒業するまで待つから、俺のこと好きでいてくれる？」

『うん！』

これこそチョコレートの魔法ってやつだね