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『れっ、、、、蓮君、、、、？』
そこにいたのは銀髪の蓮君だった。
『何で、、、』
蓮「今度、歌う曲の作詞、作曲がSAKURAって聞いて確か咲来の名前ってSAKURAだった
きがして。」
そう蓮君が笑って言う。
『そー、、、、なんだ。』
その笑顔が眩しく見えて、
あの日のことを思い出す。
蓮「今の曲さ、あれ、だよね。咲来が一番最初に聞かせてくれた、、、。」
『あぁ、、、【ワレモノ】だよ。』
【ワレモノ】これは私が一番最初に蓮くんに聞かせた曲。
蓮君が覚えててくれたのが嬉しかった。
『覚えててくれたんだ、、。』
蓮「覚えてるに決まってるよ。」
また蓮君が笑う。
その笑顔が明かる過ぎて、クシャッっとなった目が
チベットスナギツネみたいで、やっぱり好きだった。
でも、蓮君はアイドル、私はミュージシャン
その真実は変わらない。私も蓮君も色を売る仕事
そんな私たちに恋というのは足かせにしか過ぎない。
ずっと心の中にしまっていたこの感情。
蓮「今度の咲来の曲、何だか凄く切ない感じだった」
そういう蓮君から缶コーヒーを貰う。
『あっありがとう。ああ、、、あれは失恋っていうかね、、、
思いを伝えられなくて、消えてしまったっていう気持ちの歌なんだ。』
蓮「へぇ」
蓮君は私の顔を見ながらいう。
蓮「ねえ弾いてみてよ」
『えっいいけど、、。』
蓮君の言葉に答えた
蓮「咲来の好きなところは何処なの？」
『んー私はね。』
そう、ギターを弾き始める。
『君には僕の色なんて見えていないんでしょう
そんな事君の瞳を見ていれば分かるよ
さようならなんて口にしてほしくないから
僕は黙っているよ、、、、、、』
そう、私はギターを弾きながら歌った。
雪がちらちら降っていた、
寒い夜だった。
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奥羽♪ - き ゃ る ??さん» ありがとうございます！ヒチョンみるたびに顔がにやけてしまってやばいです笑これからも頑張ります！ (2020年1月12日 14時) (
レス) id: fa45a60880 (このIDを非表示/違反報告)
き ゃ る ??(プロフ) - はじめまして！ヒチョンくんのお話神です。天才です。きゅん死です。これからも作者様のペースで更新がんばってくださいm(._.)m (2020年1月6日 0時) (レス) id: 0838807d2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奥羽♪ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aineryu2/
作成日時：2020年1月4日 20時
