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JK「ふふ、また寂しそうな顔してる。」
「…だって、寂しいんだもん。」
グクオッパとの帰り道はいつだってあっという間だ。
家の前に着くと、私は自分じゃわからないけどいつも寂しそうな顔をするらしく、その度にオッパは私の顔を見て笑う。
JK「明日はデートじゃん、寝て起きたらすぐだよ。」
「…そうだけど、」
JK「あーもう…そんな顔すんな、帰したくなくなる。」
「…ん、！」
急にグクオッパの顔が近づいてきたかと思ったら、唇が重なった。
いつもなら目を閉じるけど、驚いて目は開いたままでグクオッパの綺麗な顔がドアップで目に入る。
「……っ、はあ、」
ゆっくりと唇が離れると、そのままオッパの手が伸びてきて私の頭をいつものように優しく撫でた。
JK「こんなキスじゃ足りねーけど、明日の楽しみに取っとくわ。」
「っ、！？」
JK「ふはっ、真っ赤になった。」
明日はグクオッパへのプレゼントを買いに行って、その後はそのままオッパのお家にお泊り。
オッパのお誕生日当日は学校初日だけど、どうしても日付けが変わるときにオッパと一緒にいたくて、お泊りすることにした。
JK「ほら、もう遅いから早くお家入りな？」
そう言って私の背中を押すグクオッパ。
明日会えると分かっているのに、やっぱりバイバイするときは寂しい。
だから最後に振り返って、グクオッパに抱き着いた。
JK「うわっ…どうした？」
「なんか、ぎゅってしたくなった。」
JK「ふはっ、なんだそれ。」
笑いながら最後にもう一度グクオッパは頭を撫でてくれると、私がちゃんとお家に入るまで見送ってくれた。
こんなに大好きな気持ちで胸がいっぱいになる人に出会うなんて、思ってもなかった。
グクオッパに出会えて、私本当に幸せだよ。
オッパ、明日も、これから先もずっと。
私はグクオッパが大好きだよ。
- fin -
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じょんぐく先輩は、これにて完結です！
グクオッパのお誕生日編まで入り切らなかったので、また今度そのお話も書こうかなと思います！
とりあえず、一旦は終了です^_^
たくさんのお気に入りに評価、ありがとうございました！
好きだから、嘘をつく。【JN.JK】
新作公開しました！
こちらの作品も読んでいただけると嬉しいです！
2020.6/24
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終わり
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作者名：ぴぴ
| 作成日時：2020年6月3日 2時
