NO LOVE,NO LIFE?【JM】 (ページ3)

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その日の夜、僕の家に彼女が来た

僕は喜んで自分の部屋に案内しようとしたけど彼女は玄関から1歩も動こうとしなかった

だから僕は彼女にキスをした

まぁ、頬だけど

彼女は目をまん丸にして、瞬間、直ぐに涙がぽろぽろとこぼれ落ちていた

僕は急いでハンカチを渡した

彼女はそのハンカチを受け取り、自分の足の下に落として、靴でそのハンカチを踏んだ

何度も何度も

僕は彼女の顔をかっと睨みつけたけど、彼女の方が先に僕をかっと睨みつけていた

今までの彼女からは想像できないほどの顔で

そして、彼女はこう言った

「最低、本当に、本当に最低な人。自分が、、自分が何をしたか分かってるの？！、、明日学校に行っても驚かないでくださいね、、私はもうそこには居ないし、貴方の仲間も貴方からきっと離れて行くから」

そう言って、彼女は去っていった

僕はただ、地面に無様な形で汚れが沢山ついたハンカチを見ることしか出来なかった

その日はえらく大雨だった