氷少なめ砂糖多め (ページ10)

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ベッド・インページ10

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お風呂に入って、アメニティでお化粧も落とす。

「すっぴん見られるの困るな…」

でも借りたTシャツに汚れをつけても申し訳ない。

頑張って早く起きることを決めて、お風呂をでた。

………さぁベッド・イン。

たしかに広いは広いんだけど、なんせナジェミンはど真ん中に寝ている。

いっそのことソファで寝ようと思ったけど、1人がけがふたつあるだけで寝られそうにはなかった。

「しつれいします、、」

小さい声でそう呟いて彼の右側に横になる。

寝てるとき変に彼の傷を蹴っても嫌だからね、

スースーと眠る彼の睫毛があまりにも長くて、ジーッと見つめてしまう。

はっ、！明日も仕事だしとりあえず寝なきゃ、！

そう思ってまぶたを閉じると、寝心地のいいふかふかのベッドは私をすぐに夢の世界へ連れていってくれた。

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……うーーん、苦しい。

そう思ってパッと目を開けると目の前は真っ暗。

まだ朝じゃない？そう思って、顔をあげると

「…？！」

彼のフェイスラインにおでこがぶつかった。

JM「ん…」

低く唸り声が上がって、彼の目が開く。

JM「A……？」

「うん、」

返事をすると

JM「ん、」

そう言って彼はまたゆっくり目を閉じてぎゅっと私を抱き寄せた。

え？どういう状況？

ナジェミン私のこと抱きしめて寝てる？

一気に心拍数が上がる。

ドキドキしてるのがバレたくなくて少し離れようと動いてみた。

JM「…動くな」

私の頭に顔を埋めたナジェミンに怒られてしまった。

しばらくドキドキと心臓がうるさくて眠気なんてどっかいってたけど、やっぱり疲れてたのか、いつの間にか眠りについていた。