にじゅうなな。 ページ28
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「でももっと責められるかと思った！
廉くん人気だから」
隣で顔を真っ赤にして照れてる廉くんに余計恥ずかしくなって早口で話を逸らした。
あつ。
なにこれ。
照れる。
「あー、あれねぇ。
まぁ廉がわかりやすくて前からみんな気づいてたのはあるけど、
Aちゃんもいい子だからみんな嫌に思わないんだよ」
「そーそー。
みんなが嫌がる仕事もなーんも文句言わないでやるし。
真面目だし。
うちのクラスの子はみんなAちゃん好きだよ」
「そんな風に思ってもらってたの…？」
「そーだよ。
今だって、
みんな休憩のタイミング掴めなかったけどAちゃんは休憩の空気作ってくれたし。
俺らの飲み物も1番に取りに行くって言ってくれたし。
ホンマに気が利く子だなって思ってるよ。みんな」
「だからAちゃんがどんな答えを出しても誰も責めないよ。
ゆっくり考えな」
ね？と可愛くウィンクをした東堂さんはやっぱり可愛くて、
羨ましいなって思った。
自分ではあんまり考えないでしてた行動が、
人にこんなに良く思ってもらえてたなんて、
思いもしなかった。
廉くんもこういう所見てくれたのかな。
「じゃあまた明日ねー」
ファミレスを出て駅で平野くんと別れた。
平野くんは自転車通学で家がそんなに遠くないらしい。
昨日廉くんと2人で立った入口の傍に今日は3人で立って、
本当に他愛ないを話をして過ごした。
東堂さんが昔の廉くんの事を少し教えてくれて、
また少し、知らない廉くんを知った。
「じゃ、私は1人で帰るね。
廉はAちゃん送るよーに」
「言われんでも送るわ」
駅で東堂さんはそうそうに立ち去ってしまって、
私と廉くんだけが残された。
数秒の沈黙の後、廉くんが口を開く。
「じゃ、行こっか」
当たり前のように
私の腕をすっと滑って手を絡めるこの動作に
少し慣れた私がいる。
「廉くんは手を繋ぐのが好きなの？」
「Aちゃん限定でね」
廉くんは私をドキドキさせる天才だ。
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続編に移行しないで完結したいので1ページを長くします。
読みにくくなってしまったらすみません(＞_＜;)
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藍(プロフ) - ゆかさん» 直ぐには無理ですが、気長に待っていただけると嬉しいです(>_<;) (2018年11月23日 23時) (
レス) id: 6c68d58261 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ゆかさん» ゆかさんコメントありがとうございます！繰り返し読んで頂けて嬉しいです。続編はおいおいあるかもしれませんがこのページの容量がいっぱいなので別の形になるかと思います。 (2018年11月23日 23時) (レス) id: 6c68d58261 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか(プロフ) - 完結後もずっと読んでます!お時間があればで構いませんので付き合った後のお話書いて欲しいです。 (2018年11月23日 21時) (レス) id: 52df92afc4 (このIDを非表示/違反報告)
藍(プロフ) - ひかるさん» ひかるさん！！笑 コメントありがとうございます！ まぁ実際には...いないですよね笑笑笑 うぉー！！それは頑張って完結させなければ...なかなか遅筆になってるのでおまたせしてしまうかと思いますが、もうしばらくお待ちください(>_<;) (2018年10月17日 11時) (レス) id: 20736a0343 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 実はこっちも読んでました笑 廉くんの見守り方が素敵でいちいちイケメンでキュンキュンしました///私の学生時代にもこんな人がいてくれたらなぁって思ったり… 神くんの新作は完結したら読もうかなと笑 (2018年10月17日 6時) (携帯から) (レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：藍 | 作成日時：2018年8月9日 0時
