【暗殺教室】俺？失敗作の出来損ないだ。【磯貝悠馬】 (ページ10)

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失敗作はちページ10

漣目線

あの、イリーナ先生が、暗殺した。
そして、失敗した。

はあ、当たり前だろう。

としか思わない。
だって。あの殺せんせーだから。

そんな普通の思考で殺れるわけがない。

しかも。

「それに、聞けばあんた達E組って…」

「この学校の落ちこぼれだそうじゃない。」

「勉強なんて今さらしても意味無いでしょ。」

なんて。

俺の嫌いな顔で。
俺の嫌いな目で。
俺の嫌いな自信満々な顔で。

言うから。
キレるしか無いじゃ無いか。

「でてけよ」

誰が言ったか分からない言葉。
それに続いて投げられたのは。

怒りの言葉と消しゴム。
冷たい視線。

冷たい視線ってのは意外と精神的に来るものがある。それを分かるだろう。

ハニートラップの達人。

だから？
こんな風に潜入に失敗したら。

投げられるのは恨み言だけだ。

なので。

流石になんか投げるのはあれだと思い、

冷たい視線と冷酷な笑顔を浮かべて、
相手を見送る。

あんな時でも渚君は頭を伏せて黙っているだけだった。なんか、すごいなぁと思う。

俺なら、無理だ。

皆んなが居なければ、対殺せんせー用B.B弾を撃って居た。

だから、捨てられるのかな。

関係ないか。

本人が居なくなっても、恨み言を呟かれて居た。

くそビッチをざまあと思いながら、
机に突っ伏した。

眠いし。