【暗殺教室】俺？失敗作の出来損ないだ。【磯貝悠馬】 (ページ8)

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失敗作ろくページ8

渚目線

転校生に構っている暇はない。
暗殺教室は、動いて行く。

「今日から来た外国語の臨時教師を紹介する。」

「イリーナ・イェラビッチと申します。皆さんよろしく！！」

烏間先生、お疲れ様です…。
凄く思った。

そして、気になって漣君を見てみる。
すると。

いつも無表情な青白い顔に、嫌悪の表情を浮かべて居た。

なんでだろう。
そんな嫌かな、この先生。

漣君は、昼放課に大体、本を読んでいる。
が、最近は僕やカルマ君、杉野、千葉君や菅谷君とも話している。本当にたまにだが。

理由を聞いたら。
声が聞いてて辛い。と言っていた。

あ、そうか。

この先生の、声が苦手なのか。

酷く納得した。
凄く彼らしい理由だから。

なんて考えてるうちに、身体は無意識に茅野と会話していた。有り難いことに、弱点も分かった。

まあ、なんとなく有り難くないけど。

と言うわけで。
サッカーをやっていると来るあの先生。

「お願いがあるの。一度本場のベトナムコーヒーを飲んでみたくて。私が英語を教えている間に買って来てくださらない？」

鼻の下の伸ばして飛んで行く殺せんせー。

あ、うん。
知ってたけどさ。
なんか、僕らよりイリーナ先生なのかなぁって。
ちょっと悲しくなる気がする。うん。

ま、まあそれからは色々あったけど。

今本当に思う。

この先生は、嫌いだ！！

と。

「さあ、どんな暗殺を見せてくれるのかな」

なんて楽しみにしてた某死にたがりもいたけど。