【暗殺教室】俺？失敗作の出来損ないだ。【磯貝悠馬】 (ページ13)

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失敗作じゅういちページ13

漣目線

翌日。

「「「「「更に頑張って増えてみました。さあ、授業開始です」」」」」

増えすぎだろ！？

ってぐらい増えてた。
なんか別キャラ混じってるし。

暑苦しいし、息しづらいし。
なんか邪魔だし。

息しづらいは関係ないけど。

茅野さんの『…どうしたの、殺せんせー？なんか気合い入り過ぎじゃない？』って言葉と。

昨日の、『スピードで解決できないこともある』っいう理事長先生の言葉と。

なんか、繋がった様な気がしたのだった。

そして、授業終わった後に、みんなが発した言葉。

『テストなんかより…、暗殺の方がよほど身近なチャンスなんだよ。』

って言葉。
確かに、言ってることはあっている気がする。
勉強が苦手な子が集められているわけだし。

って言葉に。

「今の君たちには…、暗殺者の資格がありませんねぇ。」

って返す殺せんせー。

資格がない。なんて言葉に。

なによりも、怯えてしまった。
資格がないってことは、大丈夫なの？
俺、まだここにいて良いんだよね。

なんて、不安になって。
せんせーが校庭にみんなを集めていたので。

付いて行かずに、校舎に残った。

窓から見る。

アルビノだし、許されるはずだ。

しかも、外に出ると、みんなの声が完全に聞こえるので、嫌なのだ。

人の声嫌いだし。

校舎から見ていると、巨大竜巻の発生。

多分殺せんせーだろう。

そして、ここだけは窓越しでもはっきり聞こえた。

ー第二の刃を持たざる者は…、暗殺者を名乗る資格なし！！ー

と。

因みに、それから明日のテストで全員50位以上を取らなければならないらしい。

これは、困ったな。
俺は勉強苦手な方だし。

あとで、個別学習でも受けに行こうか。
放課後なら誰もいないしな。

個別学習の時間が割とかかり過ぎて。
帰ってから怒られたのは内緒だ。

…だいぶ怖かった。