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大粒の涙 ページ25
モトキ視点
マサイ｢……ごめん｣
そう俯いて返された返事。
今すぐその場から逃げ出したくなった。
モトキ｢そう…そうだよね｣
悲しくて、
恥ずかしくて、
そして、
情けなくて。
好きな人が自分のせいでこんな顔をして謝っているのに自分はただぼうっとしてるだけ。
情けない。
とてつもなく情けない。
今の自分の気持ちを言えば、最悪。
自分が小さかった頃の事が蘇る。
虐待、虐め、そんな中で育った裏の、俺。
笑顔で、気が利いて、そんな中育った表の、俺。
何が悪かったのだろうか。
信頼していた筈の人に裏切られて、好きな人を親友に取られて、
それでも笑顔で居た俺は何が悪かったのだろうか。
もう何もかもが信じられなくなっている俺を信頼、愛してくれる人は居るのかな。
そう不安になって居た時貴方が言ってくれたそのたった一言。
ダーマ｢愛してるよ｣
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綾瀬凛利(プロフ) - 小説の上部に書き忘れてたので此処に書かせて頂きます。こちらは作者の妄想です。本人様の過去などの話等は全て変わります。あと、たまに病みが出ます。そこんとこ宜しくお願いします。 (2019年9月10日 22時) (
レス) id: 25de9b7c1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾瀬凛利 | 作成日時：2019年8月28日 15時
