モトキさん《過去》 ページ9
マサイ視点
教室戻らないと…
けど入りたくないな
こういう時誰かが居たら違うんだろうけど…
シルクは違うクラスだし
？｢どうしたの？｣
マサイ｢え……｣
俺がびっくりして振り向くと同じクラスの男子が立っていた
確か…モトキさん？
モトキさんは俺の顔を見ると大きく目を見開いた
モトキ｢ちょっと本当にどうしたの！？びしょ濡れじゃん！？｣
マサイ｢え、えぇ〜とですね…｣
モトキ｢説明は良いからとにかく保健室行こう！！｣
マサイ｢……え！？｣
俺はモトキさんに腕を引かれて走った
今思ったんだけど俺に拒否権は無いの？
ガラッ
モトキ｢先生居ないのか…｣
モトキ｢はい着替え｣
マサイ｢あ、有難う…｣
俺はモトキさんに言われるがまま着替えて、渡してくれたビニール袋にびしょ濡れの服を包んだ
モトキ｢着替え終わった？｣
マサイ｢う、うん。｣
俺はモトキさんが座っている横に座った
何か話した方が良い…よね？
モトキ｢俺保健委員なんだ｣
マサイ｢え！？あ、うん…｣
モトキさんが保健室の鍵を棚の中にしまいながら言う
モトキ｢…何でびしょ濡れだったの？｣
マサイ｢あ……｣
本当の事を言った方が良いのだろうか
一応本当の事を言った方が良いかもしれない
でも……
マサイ｢間違えてバケツの水を被っただけ｣
俺はたった今、嘘をついてしまった
モトキ｢…アイツ等がやったの？｣
アイツ等って…
マサイ｢高柳……さん？｣
高柳は俺を虐めている主犯格だ
思い出したく無い
思い出したく無いのに……
あの日の事がフラッシュバックする
モトキ｢！、マサイ君！！？｣
モトキさんの声が遠ざかっていく
『痛い』
『辛い』
『怖い』
『泣きたい』
『叫び出したい』
あの日の感情が込み上げて来る
『嫌だ。』
『まだ絶対に死にたくない』
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カル - 凛利様の小説めちゃくちゃハマってますっ！最高ですっ！ (11月26日 21時) (
レス) @page47 id: f2c2ae72d2 (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬凛利(プロフ) - ます〜さん» 私的にはＯＫしたいけど…（マサシルの小説書きたい）アンケートがどうなるかで変わるよねぇ…？あと初コメおめでとう！ (2019年8月20日 18時) (レス) id: 25de9b7c1b (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬凛利(プロフ) - 伊武舞さん» ありがとうございますo(^▽^)o (2019年8月16日 18時) (レス) id: 25de9b7c1b (このIDを非表示/違反報告)
伊武舞 - 綾瀬凛利さん» 誕生日おめでとうございます(＾∇＾) (2019年8月16日 16時) (レス) id: 642a539260 (このIDを非表示/違反報告)
ます〜(プロフ) - 初コメ失礼します。マサシル小説が見たいです！ (2019年8月13日 17時) (レス) id: 0ad52e704e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾瀬凛利 | 作成日時：2019年7月22日 22時
