一緒に《過去》 ページ6
シルク視点
"君が飛び降りるのなら僕も一緒に飛び降りたい"
シルク｢…何言ってんの？｣
マサイ｢そのまんま｣
そう言いながら笑った
マサイ｢だって俺がここにいるうちに君が飛び降りたら俺疑われるでしょ？殺人容疑で逮捕されちゃう｣
マサイ｢それに俺だって飛び降りる気だった……し｣
シルク｢……ふぅん｣
多分違う
もっと深い理由が有るはずだ
シルク｢じゃあ辞めとこうかな｣
マサイ｢何で？｣
シルク｢だって一日に死人が二人も出ると大騒ぎになるでしょ？｣
違う
本当は…
マサイ｢それはそうだねＷＷ｣
君を殺したくないから
でも何故そんなことを思ったのだろう
マサイ｢じゃあそろそろ帰ろう｣
シルク｢えぇ〜｣
マサイ｢えぇ〜って…｣
シルク｢帰りたくない｣
マサイ｢もう７時過ぎてるよ？｣
シルク｢俺は帰らない。それかマサイを道連れにして一緒に飛び降りる。そう決めてたもん｣
マサイ｢その選択肢答え一つしか無いでしょ｣
シルク｢うん一つしか無い。けどやっぱり屋上に一人で居るのは少し暇｣
マサイ｢…宿題やっとけば？｣
シルク｢鞄空っぽ｣
マサイ｢はぁ？｣
今日死ぬ気だったから持ってる物は何も無い
鞄の中は空っぽ
マサイ｢…じゃあ俺一緒に居とくよ｣
シルク｢…良いの？｣
マサイ｢だって明らかにお前それを望んでたじゃん｣
シルク｢バレた？｣
バレバレだよと呆れながら言う
久しぶりだなこういうの
シルク｢久しぶりかもしれないこんなふうに誰かと会話するの｣
マサイ｢？、いつも誰かと喋って無かったっけ？｣
シルク｢喋ってるけどさ〜……｣
俺が言葉を詰まらせているとマサイが急に不安な顔をして言った
マサイ｢…今日、帰らないよね？｣
シルク｢？、帰らないけど｣
マサイ｢良かった｣
ホッとしたと同時に喜びの笑みが浮かんだ
マサイ｢今日親誰も居ないから家に帰りずらくて…｣
シルク｢ふぅん｣
マサイ｢あ、そういえばさ・・・｣
シルク｢それ知ってる知ってるあれさ・・・｣
そんな楽しい会話をしながら俺達は眠りに付いた
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カル - 凛利様の小説めちゃくちゃハマってますっ！最高ですっ！ (11月26日 21時) (
レス) @page47 id: f2c2ae72d2 (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬凛利(プロフ) - ます〜さん» 私的にはＯＫしたいけど…（マサシルの小説書きたい）アンケートがどうなるかで変わるよねぇ…？あと初コメおめでとう！ (2019年8月20日 18時) (レス) id: 25de9b7c1b (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬凛利(プロフ) - 伊武舞さん» ありがとうございますo(^▽^)o (2019年8月16日 18時) (レス) id: 25de9b7c1b (このIDを非表示/違反報告)
伊武舞 - 綾瀬凛利さん» 誕生日おめでとうございます(＾∇＾) (2019年8月16日 16時) (レス) id: 642a539260 (このIDを非表示/違反報告)
ます〜(プロフ) - 初コメ失礼します。マサシル小説が見たいです！ (2019年8月13日 17時) (レス) id: 0ad52e704e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾瀬凛利 | 作成日時：2019年7月22日 22時
