ずるい。 ページ19
シルク視点
あれから何日か経った
マサイの身体に変化は訪れず、当分目覚めそうにない
けれど俺は今日も病院へ向かっていた
モトキ｢♪〜｣
シルク｢モトキ何か今日ご機嫌だね｣
モトキ｢ん〜別にぃ？｣
モトキは何故かいつもより機嫌が良い
何か嬉しい事でもあったのだろうか
ハッキリ言うと俺の気持ちは悲しみのどん底に落ちていた
マサイはまだ目覚めないで、
久しぶりに全員集まれると思ったらドタキャンされて…
まともなのはモトキだけだな
モトキ｢早く中入ろ｣
シルク｢あ、ちょっ、おい！！｣
モトキはおもいきり病室の扉を開けた
マサイ｢ヤッホーシルク｣
シルク｢え……マサイ……｣
病室内ではマサイが笑顔でゆっくりとこちらに手を振っていた
その周りにはメンバーの姿が。
シルク｢な……んで…｣
マサイ｢つい三日前、目が覚めたんだよ。それに記憶も元通り。｣
前と同じ様に笑顔で言う
前と同じ様に。
ぺけたん｢ごめんね。隠してて｣
ンダホ｢でもシルクには必ず全員集まれる日に伝えたかったんだ｣
ダーマ｢そのためにわざわざ撮影ドタキャンしたんだし｣
モトキ｢でも怒らないでね。本当は一番最初にシルクに会わせてあげたかったよ｣
俺は少しカッとなった
本当は目覚めた日、目覚めたその時に側に居てあげたかった
シルク｢じゃあ何で……｣
俺が問い掛けた時マサイは俺の手を引いて
マサイ｢ごめん。｣
と淋しげな顔をしながら言った
マサイ｢俺だって一番にシルクに会いたかったよ。一番最初に俺こんなに元気になったよって伝えたかったよ。だから目が覚めていろいろな検査をし終わったあと、すぐに皆に、シルクに連絡しようと思ったよ。けどね、｣
マサイ｢なぜだか不安になったんだ｣
マサイ｢本当に、本当に何故か分からないけど……｣
マサイ｢だからごめんね。｣
そう言いながら俺を優しく包み込んだ
あぁ
やっぱり俺の恋人はずるい。
シルク｢ずるい。｣
シルク｢そんなこと言われたら何も言えないじゃん｣
マサイ｢ごめんね。ずるくて。｣
俺達は久しぶりに顔を合わせて笑いあった
マサイ｢大好きだよシルク｣
シルク｢大好きだよマサイ｣
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カル - 凛利様の小説めちゃくちゃハマってますっ！最高ですっ！ (11月26日 21時) (
レス) @page47 id: f2c2ae72d2 (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬凛利(プロフ) - ます〜さん» 私的にはＯＫしたいけど…（マサシルの小説書きたい）アンケートがどうなるかで変わるよねぇ…？あと初コメおめでとう！ (2019年8月20日 18時) (レス) id: 25de9b7c1b (このIDを非表示/違反報告)
綾瀬凛利(プロフ) - 伊武舞さん» ありがとうございますo(^▽^)o (2019年8月16日 18時) (レス) id: 25de9b7c1b (このIDを非表示/違反報告)
伊武舞 - 綾瀬凛利さん» 誕生日おめでとうございます(＾∇＾) (2019年8月16日 16時) (レス) id: 642a539260 (このIDを非表示/違反報告)
ます〜(プロフ) - 初コメ失礼します。マサシル小説が見たいです！ (2019年8月13日 17時) (レス) id: 0ad52e704e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾瀬凛利 | 作成日時：2019年7月22日 22時
