伝えたい言葉１１～Jaejoong～ (ページ6)

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もうすぐ着くよ

そのラインを見てすぐに
俺はエレベーターの前に急ぐ。

まだちょっとの時間しか経ってないのに
そのちょっとの時間が
とても長く感じる。

エレベーターが上がってきて
扉が開いた途端
俺はAを抱きしめた。

『遅いよ…』

『ごめん…』

俺はAの手をとって
家の中に急ぐ。

玄関に入ってすぐ
我慢できなくてキスをした。

何度も繰り返すキスに
Aの苦しそうな声が聞こえたけど
止めることはできなかった。

やっと離れた俺を見て

『会いたかった^ ^』
って笑ったA。
俺はまたキスをした。

ジェジュンはわたしから
１ミリも離れない。

思わず笑ったわたしに

『なんで笑うの？』って
ちょっと拗ねた。

『だって来てからずっと
離れないから…』

『当たり前じゃん…
会ったのいつぶりだと思ってる？
１ヶ月だよ？１ヶ月！』

『………』

あっという間に
Aの瞳は涙でいっぱいになる。

でもその涙は零さない。

『どうした？』

『なんでもないよ？
それよりジェジュン…
お腹すいた…』

『言って！』

『………そんなに会いたいって…
思ってもらえて…幸せだなって…
幸せすぎて…』

そんなこと言われて
我慢なんてできるわけなくて
俺はAを抱き上げた。

『ジェジュン？』

『Aが悪いんだよ？
あんなこと言われて
我慢できるわけないじゃん…』

『でもお腹すいて倒れそう…』

『………』

『ジェジュンに早く会いたくて
お昼ごはん食べないで仕事してた…』

『えっ？！』

『だって今日忙しくて…
すっごい頑張っても
こんな時間になったの…』

『バカ…』

『だって…』

抱き上げたまま
フッと笑って

『ごはん…食べよ？』

『いいの？』

『途中で倒れたら困るし…
ごはんいっぱい食べて
いっぱい頑張って^ ^』

『バカ…』

『あっは！』