伝えたい言葉１１～Jaejoong～ (ページ44)

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ジェジュンの腕の中は
ホントにあったかい…

いつものように
胸に顔を埋めたわたしの頭を
優しく撫ぜてくれた。

『わたしも…』

『ん？』

『わたしもジェジュンを愛してる…』

『うん…』

『ジェジュンが思ってるより
ずっとずっと…
ジェジュンを愛してる…』

『ありがと…』

『だから…最後に…
外で……
ジェジュンと…
青空の下で…
ジェジュンに会いたかったの…』

『………』

『映画館を出た後…
顔見たいって言ってくれて…
すごく嬉しかった…
青空の下で見たジェジュンは
やっぱりキラキラしてた…
待ってって言われた時…
ジェジュンのそばに…
走って行きたかった…』

わたしを抱きしめる
腕の力がどんどん強くなる。

『漢江で抱きしめられた時…
すごい幸せだった…
もう…充分…』

そう言って
俺の胸を押して離れた。

俺を見上げる顔は
涙が流れてるけど
笑ってて…

『たくさん、たくさん幸せもらった…
なのにわたしは全然返せてないけど…
これから先…ずっと…一生…
わたしはジェジュンの幸せ…
祈ってるから…』

『………』

『ホントだよ？
毎日…朝起きたら神様にお願いする…
今日もジェジュンが幸せで
ありますように…って…
わたしの幸せも
ジェジュンにあげます…って』

止まらない涙が
俺の頬を流れていった。

こんなに泣いたことないってくらい
俺は泣いた…