伝えたい言葉１１～Jaejoong～ (ページ27)

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『ワガママ… 言おうかな…』

俺の腕の中で
そう言ったA。

JJ『なんでも聞くよ？』

『外でデート…しよっか…』

JJ『えっ？！』

びっくりしたフリして離れた俺。

そんな俺を見て
Aは笑った。

『フフフ…^ ^ びっくりするよね…
大丈夫！考えがあるの。』

JJ『？？？』

『同じ日の同じ時間
違う場所で
同じことをするの。』

JJ『どういうこと？』

『普通の恋人みたいに
手を繋いでデートはできないでしょ？』

JJ『できるよ。』

『できない！！』

JJ『………』

『そんなこと望まない。
ただ同じ時間に同じことをしたいだけ…
んー…まずは…同じ時間
違う場所のカフェで
待ち合わせするの。』

JJ『………』

『軽くなにかを食べて…
うん…できれば同じものを食べられたら
いいね…
次に映画に行きたいな…
映画館だったら暗いし
遠く離れた席ならいっしょに観られるかなぁ…』

JJ『………』

『次に…
違う場所で夜ごはんを食べて…
あ、メニューは同じのにしようね？
最後に…
最後に……
漢江の夜景を見たいな…』

JJ『夜景は…並んで見るの？』

『まさか！それは無理だよ…』

JJ『………』

『マネージャーさんに
頼んでみてもらえる？』

JJ『なんでマネ？
俺ひとりでいいじゃん』

『ダメ！
なにかあったらどうするの？
わたし一生後悔する…』

JJ『……わかったよ…。
じゃあAは？』

『わたしはひとりだよ。
せっかくジェジュンとデートなのに
他の誰かといっしょなんてヤダよ…』

JJ『ナンパ…されるじゃん…』

『ナンパ？わたしが？
されるわけないでしょ？』

JJ『あのさ…』

『なに？』

JJ『普通にされるから。』

『されない！』

JJ『自分の顔鏡でみたことある？』

『毎日見てるけど。』

JJ『可愛いからね？すごーく。』

『なに言ってるの？
いつもキレイな人ばっかり見てて
おかしくなったの？』

JJ『は？』

『そんなバカなこと言ってないで
マネージャーさんに聞いてみて！！』