伝えたい言葉１１～Jaejoong～ (ページ25)

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JJ『はぁー、うっまい…』

お味噌汁を飲んだジェジュンが
そう言って微笑む。

一歩外に出ると
常に誰かに見られていて
見えないバリアで自分をガードする。

もちろん周りにも
守ってくれる人はいるけど
決して気をぬくことはしない。

そんなジェジュンが
わたしの前ではただの男で

ボーッとしたり甘えたり…
なんのガードもないまま
わたしのそばにいる時が
やっぱり一番大好きなんだ。

なにか考えているのか
目の前にいるAは
どこか遠くを見ている。

なんだか急に怖くなって
Aの手を思わず握った。

少しだけびっくりした顔して

『どうしたの？』

JJ『……なんでもない。』

『変なの^ ^』

JJ『食べないの？』

『食べるよ^ ^』

JJ『全然食べてないじゃん…』

『ジェジュン手放してくれないと
食べられないよ。』

渋々放した俺を見て
また優しく笑う。

ホントに好きだ…

やっぱりあまり食べないA。

JJ『ほら、アーン…』

卵焼きを食べさせようとする俺に

『自分で食べるから
ジェジュンが食べて！』

JJ『アーン！』

ちょっとだけ俺を睨みながら
やっぱり食べてくれた。

フフ…って笑った俺に

『なんで笑うの？』

JJ『Aって
なんだかんだ言っても
俺の言うことなーんでも聞いてくれるなー
って思って。』

『そうかな…？
そんなことないと思うけど…』

JJ『そんなことあるよ。
これからもずーっと俺の言うこと聞いてね！』

『……うん…』