伝えたい言葉１１～Jaejoong～ (ページ21)

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夜、電話がなった。

マネ『Aさん今少しだけ話せますか？』

『はい…』

マネ『来月の中頃には日本に行って
向こうで本格的な活動に入る準備が始まります。』

『…いよいよなんですね。』

マネ『向こうに家も借りて
韓国と日本、半々くらいの生活になると
思います。』

『はい…』

マネ『なので…』

『ちゃんとわかってます。』

マネ『すみません…』

『謝らないでください。
マネージャーさんは何も悪くないです。』

マネ『こんなこと、言うのはダメかも
しれないけど、僕はAさんに
そばにいてほしかった。
そばにいてジェジュンを支えてほしかった。』

『ジェジュンのこれからは
たくさんの険しい道が待ってると思います。
わたしがそばにいたら、
その道がもっと険しくなって
閉ざされてしまう可能性だってある。
わたしはジェジュンが幸せなら
それだけで充分なんです。
そばにいられなくても
わたしはジェジュンに会えるから…
テレビや雑誌で…
いろんなジェジュンに会えるから…
だから…』

マネ『Aさん泣かないで…』

『泣いてません…』

マネ『ホントに…』

『………』

マネ『ジェジュンが言ってました。
すごく強がりだって。』

『………』

マネ『そこがまたすごく可愛いって。
離したくないって…
ずっと…一生離したくないって……
僕はジェジュンが一番大切にしているあなたを
奪ってしまうんですね…』