… ページ29
ドラマが決まり
撮影前に共演者のみんなと
プールに行くことになった。
Aが仕事に行く前、
まだ眠っている俺に
『ジェジュン……』
『………』
『ジェジュン……』
『ん………』
『ごめんね…起こして…』
『ううん、もう行く？
送って行こうか？』
『………大丈夫。
それより、ご飯、テーブルにあるから
温めて食べてね？』
『うん。』
『プールの用意もして
ソファーの上に置いてあるから…』
『うん、ありがと…』
『気をつけて行ってね？
まだ時間あるから もう少し寝て？』
『うん。』
それだけ言うと
Aは部屋を静かに出て行った。
あわてて追いかけ
玄関に向かうAを
後ろから抱きしめた。
『うわっ！びっくりした！』
『キス…』
『ん？』
『いってらっしゃいのキス…してない…』
クルッと振り向いて
背伸びして俺の頬にチュッって。
『いってきます^ ^』
そう言って俺から離れて
さっさと靴を履くA。
『待って！！』
『どうしたの？』
それには答えないで
唇にキスをした。
長くて深いキス…
俺の胸を叩いたA。
『なに？』
途中で止められた俺は
ちょっと不機嫌。
『口紅……』
俺の唇を指で拭いながら
優しい顔で見つめるA。
『いってきます^ ^』
家にいるときは
化粧なんて ほとんどしてないA。
久しぶりに
仕事に行くAを見送った俺は
あまりにもキレイなAを見て
怖くなったんだ。
お願いだから…
ずっと俺だけ見てて…
ずっと俺だけ好きでいて…って。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 319人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ななこ(プロフ) - miさん» コメント ありがとうございます。miさんが思い描く結末になるのかは わからないけど最後まで読んでもらえるといいな…と思います。 (2017年11月19日 8時) (
レス) id: 07ecf47e41 (このIDを非表示/違反報告)
mi(プロフ) - 「彼女失格」っていうﾀｲﾄﾙだよねこのお話…ﾍｿﾝに対する自分の彼氏の笑顔…が、どういう気持ちか…ここのﾋﾛｲﾝなら敏感に感じ取ってるよねきっと。離しちゃダメだよって言ってくれてる人がいるけど…彼の為にってﾋﾛｲﾝから勝手に離れちゃうかなぁ(T-T) (2017年11月16日 9時) (レス) id: ea52d05008 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - hannaさん» コメント ありがとうございます。ジェジュンには もったいないですか？でも、やっぱりわたしはジェジュンの恋人はファンのこともちゃんと考える人であってほしいので…これからも読んでいただけたら嬉しいです^ ^ (2017年11月16日 7時) (レス) id: 07ecf47e41 (このIDを非表示/違反報告)
hanna(プロフ) - あんな写真見せられて平気な恋人いる訳ないと思います(T_T) それでも平気と言ったヒロインちゃんは本当に良い女の子だし、なんかやっぱりジェジュンにはもったいなさすぎるなと思います。(色々間に合ってないし…。) (2017年11月13日 10時) (携帯から) (レス) id: 0447c67cc4 (このIDを非表示/違反報告)
ななこ(プロフ) - miさん» なんとなく…ジェジュンのまわりにいる女の人は匂わせる人が多い気がして…だから、ジェジュンにもし恋人がいるなら、そんな人じゃなきゃいいな…って思いながら書いています。 (2017年10月6日 14時) (レス) id: 07ecf47e41 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ななこ
| 作成日時：2017年9月24日 16時
