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あんなことがあって
遊んでいた親子が
次々に帰って行った。

誰もいなくなった公園に
俺と彼女だけが残った。




JJ『大丈夫？』

突然 声を掛けた俺を
びっくりした顔で見上げた彼女。

JJ『すごい母親だったね……
ごめんね…助けてあげられなくて…』

『………』

JJ『あ…俺のこと…わかる？
この前 亮さんといっしょの時』

『わたし もう帰りますので……』

そう言うと立ち上がった彼女。

JJ『待って！！』

思わず彼女の腕を掴んだ俺。

JJ『あ！ごめん！！』

『……いえ…大丈夫です。』

JJ『少しだけ…話せない？』

『え？』

JJ『少しだけ…話したいな…って』

『わたしと…ですか？』

JJ『うん！』

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作者名：ななこ | 作成日時：2017年8月17日 0時

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