伝えたい言葉９～Jaejoong～ (ページ43)

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相変わらず
撮影は夜中まで続き
俺の身体も心もギリギリのとこで
頑張ってた。

ユイとヘソンも変わらずだったけど
そんなことはどうでも良かった。

俺の中はAのことで
いっぱいだったから…

ユイ『オッパ…』

JJ『何？』

ユイ『別れた？あの人と』

JJ『は？』

ユイ『だから、別れた？』

JJ『別れるわけないだろ！』

ユイ『なんだ、つまんない。』

JJ『………』

ユイ『待ってるから。』

JJ『………』

ユイ『オッパがあの人と別れるの
ずっと待ってる。』

JJ『そんなこと、一生ないから。』

ユイ『一生なんてどうして言えるの？』

JJ『俺にはAだけだから。』

ユイ『………』

JJ『A以外…ありえないから。』

あれから１週間が過ぎた。

毎日撮影の後には
Aの家に行った。

撮影の合間には
何度も何度も電話をかけた。

亮さんにもかけたけど
全然繋がらなかった。

そしてAと連絡が取れなくなって
１０日目。
俺の電話に
知らない番号から電話が入った。

いつもなら知らない番号の電話になんか
出ないけど
今日は迷いもなく
その電話に出た。

亮さんだった。