伝えたい言葉９～Jaejoong～ (ページ5)

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雑誌の撮影。

今日のスタイリストは亮さんで
会うのはあの日以来。

JJ『おはようございます！
よろしくお願いします。』

たくさんのスタッフに挨拶をして回る。

JJ『亮さん！
おはようございます。
先日は』

亮『ごめんなさい…って』

JJ『え？！』

亮『Aが、ジェジュンに会ったら
ごめんなさいって伝えてって…』

JJ『謝るのは俺なのに…
ところで……
Aさんって亮さんの恋人？』

亮『違うよ。幼馴染。
うーん…妹みたいかな…
目を離すと、いなくなりそうで…』

JJ『え？』

亮『いや…なんでもない。
ほら、おしゃべりはこのくらいにして
着替えてきてください！』

JJ『……はい。』

着替えながら
さっき亮さんが言ってた
目を離すといなくなりそうで…って言葉が
何度も頭の中で繰り返されてる。

でも…俺にはそう見えなかった。

もちろん綺麗で、
一瞬だけ見た笑顔は
すごく可愛かったけど
その笑顔が消えたあとは
気が強そうにも見えた。

って…
なんでこんなにも彼女のことが
頭から離れないんだ？

急に頭を強く振った俺を見て

スタッフ『どうしたんですか？！』

JJ『いや…なんでもない…』

スタッフ『………』