伝えたい言葉９～Jaejoong～ (ページ40)

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キッチンに戻ると
Aの姿はなくて
あわててリビングに行った。

そこにもAはいなくて

JJ『Aは？』

ユイ『さぁ。』

ヘソン『知らない。』

バロ『ここには来てないですよ。』

部屋の中、どこを探しても
Aはいなかった。

JJ『………
俺がいない間誰かキッチンに行った？』

バロ『あ、ユイさんが…』

ユイ『………』

JJ『ユイ、Aになんかした？』

ユイ『なんかって…』

JJ『まさかAになんか言った？』

ユイ『………』

JJ『なんか言ったのかって
聞いてるだろ？！』

バロ『ヒョン！』

ユイ『言ったわ。』

JJ『………』

ユイ『オッパもあたしが大好きで
あたしもオッパが大好きだって。』

ヘソン『なにそれ。
意味わかんない。』

JJ『なんでそんな嘘……』

ユイ『嘘じゃないわ！
あたしはオッパが大好き。
オッパだってあたしのこと』

JJ『俺は！俺はAしか
愛してない！』

ユイ『……あんな人…どこがいいの？』

JJ『お前に話してもわかんない。
いや…わかんなくていい。』

ユイ『………』

JJ『悪いけど…帰って。』

ヘソン『彼女…きっと家に帰ったんだよ。
だから飲もう？ね？』

JJ『飲もう？』

ヘソン『うん！』

JJ『そんなに飲みたきゃ３人で飲めよ。』

そう言って俺は家を飛び出した。

エレベータに乗ってすぐ
Aに電話をする。

電源を切られていて
繋がることはなかった。

タクシーですぐにAの家に向かう。

『お願いだから家にいて……』