伝えたい言葉９～Jaejoong～ (ページ30)

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『亮ちゃん…』

亮『どうした？こんなに遅く…』

『ごめん…寝てた？』

亮『まだ仕事中だよ。
なにか…あったのか？』

『あのね……』

亮『………今どこ？
ん？……もしかして外？』

『ううん…外じゃないよ？』

亮『………
嘘だろ？
今バイクが走る音、すげーしたけど…』

『亮ちゃんにはなんでもバレるね…』

亮『そこ動くな。
今から迎えに』

『いいの！大丈夫だから。
もうすぐ家に着くから。』

亮『ホントに？』

『ホントに。』

亮『で？どうした？』

『あのね……』

亮『ん？』

『ジェジュン……
ドラマ、決まったんだって……』

亮『……』

『ごめん……
やっぱりなんでもない…
ごめんね、仕事中だったのに…
切るね…』

亮『ジェジュンは、
ジェジュンはアイツとは違う。
だから心配なんかしなくていい。』

『………』

亮『ジェジュンは大丈夫。
ジェジュンなら…そう思ったから、
Aはジェジュンと付き合うって
決めたんだろ？
だったら信じろ。
絶対に大丈夫だから…』

『亮ちゃん……わたしね、
やっぱりダメだよ…
ドラマ決まったって聞いただけで
怖くてたまらない。
ジェジュンのそばにいたら、
これから先もこの不安は
ずっと続く。』

亮『だったら別れるのか？
別れられるのか？』

『………』

亮『好きなんだろ？
ジェジュンのこと、大好きなんだろ？』

『大好きだよ……
だから苦しいの。
ジェジュンとあの人は全然違うって
わかってる。
そんなのわかってるよ…
でもね…怖いの…
怖いんだよ…
こんなんじゃジェジュンのこと
幸せにできない…
だから亮ちゃん…
わたし……別れるよ…』