気づかないふりをする２ (ページ50)

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２ー５０ページ50

JJ 『ヌナ…ありがとう来てくれて…』

綾花『ううん…』

JJ 『…なんでウルウルしてるの？』

綾花『なんか……』

JJ ・マネ『？』

綾花『感動しちゃって…』

マネ『感動？』

綾花『ジェジュンが彼女を抱きしめてる姿が
すごくここにきた。』

そう言って胸に手を当てた綾花ヌナ。

綾花『ジェジュン…』

JJ 『ん？』

綾花『話して？彼女のこと…』

JJ 『うん…』

綾花『話せる範囲でいいからね？』

JJ 『ありがとう…
最初にこれだけは言っておくね？』

綾花『？』

JJ 『俺は彼女を愛してる。
この思いはこの先変わらない。
たとえこのことで仕事の邪魔をされたとしても
俺は彼女から離れない。』

綾花『………』

JJ 『まだ片思いだけど』

綾花『え？！』

JJ 『この思いは絶対彼女に届くと信じてる。
もしも…届かなくてもいいんだよね…
その分…俺が愛すから…』

綾花・マネ『………』

JJ 『……愛おしくって…
初めて会った時から会った瞬間から
俺の心に入ってきて…
でも俺は気づかないふりしてた…
自分の気持ちが怖かった…』

綾花『怖かった？』

JJ 『そりゃ怖いよ…
だって俺は芸能人だから…
恋をするのにも臆病になる。

俺が好きになったおかげで
彼女が何かされたら？
マスコミに追いかけられたら？

なんて…それ以前に
彼女が俺を好きになるなんて
思えなかったから…

彼女を見てると
俺がすごく汚い人間に思えて…

彼女と初めて会った時のこと
今でも覚えてる…

すげーキラキラしてたんだ…』

俺はマネと綾花ヌナの前で
今日までのことを話した。