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２ー３３ ページ33
急いでリビングに行くと
ソファーの上には
俺のTシャツとスエットが
キレイにたたまれて置いてあった。
もうここには居ないとわかってるのに
トイレやバスルーム、
他の部屋を探す俺。
『なんで……
俺を信じてって言ったじゃん…
俺が君を自由にしてあげるって…
言ったじゃん…』
俺の前から消えた君が行く場所は
あの社長の所。
戻ったら どんな目にあうのか。
浮かんでくる光景は
ひどいものばかりで
頭を振って
その光景を消す。
消しても消しても
傷つけられてる彼女が見えるばかり。
『探さなきゃ…』
すぐにマネに電話をした。
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作者名：ななこ
| 作成日時：2017年5月16日 5時
