伝えたい言葉７～Jaejoong～ (ページ6)

今日:5 hit、昨日:10 hit、合計:97,649 hit

… ページ6

後ろから
抱きしめたAさんは
少しだけ震えてた。

JJ『このまま帰せるわけないじゃん…』

『……せっかく…せっかく笑って
バイバイしたのに……
追いかけてこないでよ……』

JJ『こんなAさん、
ひとりになんかできない…』

『……優しくしないで…』

JJ『………』

『……好きになっちゃうから…』

JJ『えっ？』

後ろから抱きしめていた
Aさんの身体を
自分のほうに向かせて顔を見た。

JJ『今なんて言ったの？
好きになっちゃう…って言ってくれた？』

『………あったかくて……
ジェジュンさんの言葉が……
あったかくて……
ズルイよ……
あんな風に抱きしめられたら……』

JJ『好きになってよ…
俺のこと、いっぱい好きになって？
そして早く俺がAさんを好きな気持ちに
追いついて？』

『…………』

俺を見つめる瞳から
次々と涙が溢れ出て
ポロポロと零れ落ちる。

その涙を拭きながら

JJ『さっき言ってたじゃん？
ヤキモチ妬きでさみしがり屋だって……

俺も同じだから…
すげーヤキモチ妬きで、
すげーさみしがり屋。

一緒にいたらずっと触れてたいし、
会えない時は何度も電話するし、
メールもする。

だって…寂しい思い
いっぱいさせちゃうから
他の奴に取られそうで怖いじゃん？

Aさん、
間違いなくモテそうだし…』

『………わたし、』

JJ『ん？』

『…わたし、ジェジュンさんより、
２つも年上だよ？』

JJ『嘘……全然見えない…
でも、それが？』

『いいの？』

JJ『だから何が？』

『……若い子が好きなんじゃないの？』

JJ『……Aさんが好きなの！
年なんて関係ないじゃん！！』

『……面倒な女だよ？』

JJ『俺のほうが面倒だし、
Aさんが何しても、面倒なんて
思わないから大丈夫。』

『……いいの？』

JJ『えっ？いいの？！』

『………』

泣き出した彼女を
抱きしめた。

JJ『やっと……俺のもの…』

そう言った俺の服を
ギュッと掴んだ彼女。

もう絶対離さないで。