伝えたい言葉７～Jaejoong～ (ページ35)

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会議が終わって
すぐに出張のために会社を出る。

新幹線に乗って
やっと一息つくと
隣に座った女の人が
『えっ！』
と声を出した。

目が合ったわたしに

『あ…すみません…びっくりしちゃって…』

そう言って持っていた週刊誌を見せてくれた。

そこにはジェジュンが
女の人とキスをしている写真が載っていた。

『わたし、ファンなんです…ジェジュンの…』

『………』

何も言わないわたしに
それ以上話しかけてくることはなかった…

新幹線の中で食べようと思っていた
サンドイッチ…
一口も食べることなく目的地に着いた。

まっすぐに取引先の会社に顔を出し
仕事を終えた後、食事に行った。

わたしはいつも通り話し、笑った。

『それじゃあまた…』

『お疲れ様でした…
これからもよろしくお願いします。』

ひとりホテルの部屋に入る。

そこでやっと
ジェジュンからの留守電を聞いた。

ラインは……
開かなかった…