伝えたい言葉７～Jaejoong～ (ページ33)

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もう寝てるかも…

そう思って合鍵で入った。

リビングの電気は消えていたから
まっすぐに寝室に行った。

でも寝ていると思ったAはいなくて
焦る俺。

こんな時間にどこ行ったの？

急いでAに電話をかける。

するとすぐ近くで鳴る電話。

どこ？

鳴らし続けて電話を探す。

見つけた…
枕の下にあった。

電話を切りリビングに戻る。

ん？

よく見るとベランダの窓が
少しだけ開いていた。

そっと近づくと
Aが空を見上げてた。

びっくりさせないように
静かに声をかける。

JJ『A…』

俺のほうを見ない…

『ジェジュン…』

JJ『何してるの？また熱出るよ？』

『大丈夫だよ…』

JJ『………』

『なんかあった？』

JJ『……なにも…ないよ。』

『そう……』

JJ『……こっち見てよ…』

『……うん…』

それでも見てくれないAを
後ろから抱きしめた。

JJ『身体…冷たいよ？
ずっとここにいたの？』

『なんだか眠れなくて…』

ジェジュン……
女の人といたの？
香水の匂いがするよ？

なんて言えない…

JJ『顔…見たい…』

『うん…でもジェジュンが
離してくれなきゃそっち向けないよ…』

ちょっとだけ腕を緩めると
やっとこっちを向いてくれた。

俺の顔をじっと見上げるA。

JJ『ん？』

ジェジュン…
唇…
キラキラ光ってるよ？

『ううん… あ…』

JJ『ん？』

『おかえりなさい…』

JJ『ただいま…』

そう言って抱きしめた俺に
Aは腕を回してくれなかった…