伝えたい言葉７～Jaejoong～ (ページ4)

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そのまま
どこかに行ってしまいそうで
思わず彼女の手を握った俺。

そこでやっと目が合った。

『……わたし…』

JJ『…俺は…その人じゃない。』

『………』

JJ『芸能人で…有名人…だけど……
俺はその人じゃない。』

『………』

JJ『他に特別な人なんて
誓っていないし、
そんな器用な男じゃないから…
ひとりだけ……
ちゃんと…Aさんだけだから、
だから、信じて…』

なにも言わず
ただ首を横に振る…

JJ『信じて…俺のこと…』

『もう……嫌なの……
あんな思い……もう……嫌なの……
ジェジュンさんだからじゃない……
人を愛することが……怖いの……』

JJ『ダメ！』

『………』

JJ『そんなこと言ったらダメ…
人を愛するって…すごいことだよ？
辛いこともあるかもしれない…
でも…それ以上に幸せなこと、
あるでしょ？』

『……ないよ…』

JJ『じゃあ俺があげるよ。』

『………』

JJ『俺が、幸せをいっぱいあげる。』

『………』

やっと微笑んだAさん…

『ありがとう……
でも……わたしは貰えない…』

JJ『……どうして？』

『……貰っても…返せないよ…』

JJ『そんなの、返さなくていい。
って言うか、一緒にいてくれたら、
それだけで貰えてるよ？
たくさん…貰えてる…』

『なんで？』

JJ『なにがなんで？』

『どうしてそんなに優しいの？』

JJ『好きだから…』