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… ページ28
ドアが閉まった途端、
涙が溢れた。
一緒にいればいるほど
大好きが増えていって
それ以上に不安が増えていくの…
前の恋で受けた たくさんの傷のせい？
違う……
自分自身の問題…。
自分に自信がなさすぎて
ジェジュンの隣にいるのが
苦しくなる…
わたしなんかが彼女でいいの？
ジェジュンの周りには
若くて綺麗な人がいっぱいいるよ？
ホントはジェジュンだって
そんな人がいいはず…
わたしが一緒にいても
ジェジュンを幸せにできない…
一度 そう思ってしまうと
その思いが胸の中にこびりついて
取れてくれない…
不安で胸が押しつぶされてしまいそう。
あれ？
わたしって こんなに弱かった？
ネットなんか
見なきゃいいのに
勝手に見て、勝手に傷つく。
でも 、
そうだよね…って
納得してる自分もいる。
誰が見ても綺麗な人が
ジェジュンの隣に座って笑ってるのを見ると
一歩…また一歩と
後ずさりする自分がいる。
そして聞こえてくるの…
あんたなんか ジェジュンに合わない…
そんなんで よくジェジュンの隣に
いられるわね…
ジェジュンは…あなたのことなんか
もう好きじゃないのよ…
耳を塞いでも
その声は聞こえてきて
息をするのも苦しくなる。
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作者名：ななこ
| 作成日時：2017年3月28日 1時
