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朝、
目を覚ますと
俺はひとりで寝ていた。
あわてて起き上がり
綺麗に畳んで置いてある下着をつけ
スエットとTシャツを着た。
リビングに行くと
昨日 そのままにしていた
テーブルの上は綺麗に片付けられ
代わりに サンドイッチが置いてあった。
その隣に小さなメモ…
おはよう…
仕事があるので帰ります。
サンドイッチ良かったら食べてね。
スープも作ったから温めてね。
ちゃんとパジャマ着てね？
すぐ風邪ひくんだから…
昨日は、
ありがと……ごめんね……
JJ『……起こしてよ…
ごめんね…って…
傷ついたのAじゃん……』
すぐに電話をかけた。
JJ『……出ない…』
諦めて切ると
すぐにメールが入った。
《おはよう…どうかした？》
《起きたらいないし…》
《気持ちよさそうに寝てたから》
《寂しかった》
《ごめん…》
《声、聞きたい》
《今は無理だよ》
《じゃあ無理じゃない時かけて》
《ジェジュンが無理かもしれないよ？》
《ずっと電話持ってる》
《そんなのダメ》
《じゃあ今 聞かせて》
《待ってて？》
《うん》
『ごめんね、少ししか話せないけど』
JJ『……A』
『ん？』
JJ『もう会いたい…』
『………』
JJ『俺、おかしいね』
『そんなことないよ？
わたしも会いたいもん。』
JJ『そんなこと言ったら』
『ん？』
JJ『会社に迎えに行くよ？』
『………』
JJ『A？』
『ん……』
JJ『……泣いてる？』
『…泣いてない』
JJ『……』
『ごめん…もう行かなきゃ。
切るね？』
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作者名：ななこ
| 作成日時：2017年3月28日 1時
