伝えたい言葉６～Jaejoong～ (ページ44)

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『見て！って
自分から言ったのに…』

JJ『なんか…Aさんに
見つめられると
心の底まで見られてる気がする…』

『誰かと話すときは、
ちゃんと目を見て話したいの…
目を見たら、その人の本心…
さっきジェジュンさんが言った
心の底まで見える気がして…』

JJ『その人の本心なんてわかる？』

『うーん……
本気で言ってるのか、
その場限りで言ってるのか…
そのくらいは、わかるかな…』

JJ『その場限りの人…
うん……たくさんいるね……』

『……ジェジュンさんは優しいから、
そんな人たちのことも突き放せなくて…
たくさん傷ついてきたの？』

JJ『…………』

すると俺の手首近くにある
新しいtattooに
そっと触れたAさん…

触れたのは一瞬ですぐに離された。

『……tattooを否定するわけじゃないよ？
でも……なにか変わるかも…？
自分の思いを消さないために…？
それでtattooを入れてるんだとしたら…
それは違うとわたしは思う…

tattooを入れなくても、
信念を貫くことはできるよ…

こんなに綺麗な肌……
あまり傷つけちゃ可哀想だよ？』

JJ『………』

『ごめんなさい……
他人のわたしが余計なこと言い過ぎた。
人は…たくさんのもの、
抱えて生きてるのに……
土足で踏み込むみたいな真似して、
本当にごめんなさい……』

そう言って帰ろうとしたAさん。

JJ『待って！』

思わず掴んだ彼女の手…

小さくて、細くて…

離したくない…って
そう思ったんだ…